初めてのお散歩に大奮闘!『ハウ』ほほえましい日常を捉えた本編映像が到着
ワンと鳴けない保護犬のハウと、田中圭演じる気弱な青年、民夫の温かな絆を描いた『ハウ』が8月19日(金)より公開。このたび、ハウと民夫のほほえましい日常シーンを捉えた本編映像が解禁となった。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(18)で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した斉藤ひろしの原作を、『ゼロの焦点』(09)、『のぼうの城』(12)などの犬童一心が監督を務め、共に脚本を手掛けて映画化した本作。上司からの勧めで保護犬を飼うことになった市役所職員の民夫は、「ハウッ」というかすれた声しか出せないその犬を“ハウ”と名付ける。次第にかけがえのない存在となっていくふたりだが、偶然のアクシデントによってハウは青森まで運ばれてしまう…。
『ハチ公物語』(87)や『クイール』(04)など数々の犬映画のドックトレーナーとして活躍する宮忠臣から本格トレーニングを受ける俳優犬のベックがハウを演じ、“犬派”を公言するほど昔から犬が身近な存在だったと語る田中と絶妙なコンビネーションを見せている。
このたび解禁された本編映像では、犬を飼ったことのない民夫が、部屋中を駆け回るハウに苦労してリードを付ける姿や、散歩中に引っ張られて必死に走る姿、またお風呂でハウの体を洗うも水を払おうとハウが全身を震わせビショビショになるシーンなど、ハウとの初めての生活に大奮闘する姿が収められている。しかし最後には、ビールを飲んで一息ついていた民夫がソファに座るハウと目が合い、思わず「ふふっ」と微笑んだりと二人の心温まる生活の様子を垣間見ることができる。
さらに映像では、映画全編に渡ってナレーションを務めた石田ゆり子の優しい声も収められている。
ふたりの強い絆と、ハウとの出会いから起こる心温まるドラマを劇場でぜひ見届けてほしい。
文/富塚沙羅