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「展開を知っていても背筋が凍る」南沙良が『この子は邪悪』で歪んだ愛の形を体感

インタビュー

「展開を知っていても背筋が凍る」南沙良が『この子は邪悪』で歪んだ愛の形を体感

「嫌なことを忘れるのは結構得意です!」

連続ドラマ、大河ドラマ、そして映画と出演作が続いている南。経験を積み重ねるなかで、芝居に対する考え方に変化は出てきているのだろうか。「自分ではあまり変化を感じていません。女優になりたいと思っていた小さいころから、お芝居が楽しいという気持ちはずっと変わっていません」。花は純に悩みを相談したことで距離が近づいていくが、南の悩み相談の相手は母なのだそう。「アドバイスが欲しい、誰かの意見が聞きたいと思った時は母に話します。私のことを一番深く知っているので、信頼しているというのが大きな理由です」と説明する。

「基本的には、悩みは自分で解決したい派です。まず自分で考えて、どうしても答えが見つからない、解決できなそうな時は相談するようにしています。相談って、結局自分のなかで答えが決まっていることが多いから、それを人には話すのも…と思ってしまいます。だから悩んで落ち込むみたいなことはあまりないです。邪悪な部分はポイっと捨てちゃう(笑)。嫌なことを忘れるのは結構得意です!」とニヤリ微笑んだ。

家族の愛を感じたエピソードも披露
家族の愛を感じたエピソードも披露撮影/杉映貴子

インタビュー数日前に20歳を迎えた南。誕生日祝いを家族がしてくれたという。「いつもとあまり変わらない誕生日だけど、20歳なのでお酒で乾杯しました。少し背伸びしてワインに詳しい母が選んでくれたワインも飲みました。20歳になってやりたいことを考えたのですが、いま思いつくのはバンジージャンプとかスカイダイビングです。20歳にまつわるものじゃないけれど、岐阜県のバンジージャンプで有名なスポットをチェックしたりしています。


役者としては、昔から『型にはまらない表現ができる人になりたい』とずっと思っているので、そこは変わらず目指していきたいです」と抱負を語った。芝居以外の表現にも興味を持っている。「作ることが大好きなんです。洋服を作るのも、イラストを描くのも、文章を書くお仕事もやらせてもらっていますが、なにかを作っている時は本当に幸せで大好きな時間です。自分の手でゼロから創作するのは本当に楽しくて、古着を買ってリメイクしたり、編み物や刺繍もしますし、独学だけどパターンも引いたりします。裁縫が得意な母の影響がすごく大きいと思います」。

片岡翔監督との現場でのやり取りを振り返った
片岡翔監督との現場でのやり取りを振り返った撮影/杉映貴子

“愛”も本作のテーマの一つ。最近、愛を感じたエピソードを訊いた。「誕生日に家に帰ったら、家中にバルーンをたくさん置いて、かわいい飾り付けがしてあったんです。私が喜ぶ様子を見て、母が喜んでくれて。それを見た私がまたうれしくなるという、とても幸せで愛を感じる瞬間でした」と満面の笑みを浮かべた。

取材・文/タナカシノブ

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