ブラッド・ピット、14回目の来日で厄除けを初体験「感動して涙目に…」

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ブラッド・ピット、14回目の来日で厄除けを初体験「感動して涙目に…」

伊坂幸太郎のベストセラー⼩説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演でハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』(9月1日公開)で、ピットが3年ぶり、14回⽬の来⽇を果たし、8月22日に⾼野⼭東京別院遍照院で開催された厄除けイベントに出席。ピットが劇中で演じたのが運の悪い男役で、ピット自身も今年“前厄”の58歳ということで、初めての厄除けを体験した。

厄除けを終えたピットは「とにかく僕はびっくりしているんです。というのは、僕が演じたレディバグという映画のキャラクターがものすごくツキがない男なので、こういう厄除けをやったら楽しいんじゃないかなと、軽い気持ちでいたんです。でも、実際にいま経験してみると、とてもお寺が美しいし、すべてが美しい体験でした。お坊さんたちも本当にすてきで、なんかちょっと涙目になってしまいました。本当に感動しましたし、こういう体験をさせていただいて、本当に感謝しております」と興奮気味に感想を述べた。


【写真を見る】笑顔がまぶしいブラッド・ピット
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続けてピットは「本当に日本という国自体がとても美しいし、文化も美しいと思うんです。ですから、ファンの皆さんに心を込めて、『ドウモアリガトウ(日本語)』と申し上げたい。日本のファンの皆さんに会えるのを楽しみにしています」と熱いメッセージを送った。

ピットとともに来日し、厄除けイベントに登壇したのは、共演のアーロン・テイラー=ジョンソン、『デッドプール2』(18)の監督としても知られるデヴィッド・リーチ、製作のケリー・マコーミックたち。

初来日となったジョンソンは、ピットの厄除けに参加した感想について「非常に美しかった。僕は初来日ですが、今回すばらしい体験ができました。レディバグ(ピットの役)を厄除けしていただいて、本当にうれしく思いました。また、この映画のおかげで日本に来れて非常に光栄でしたし、皆さんとこういう時間を共有できたことをとてもうれしく思います」と感激していた。

リーチ監督は「とてもいま感動しています。本当に美しいセレモニーだったと思います。また、僕は日本の文化というものも非常に大好きで、日本のスピリットも大好きです」と喜びを口にすると、マコーミックも「(映画のプロモーションは)一番初めのスタート地点から、日本がツアーの最終地点になりますが、本当にすばらしい体験をさせていただきました」と感謝した。

全員でフォトセッション
全員でフォトセッション

『ブレット・トレイン』は、全⽶で2週連続No.1の興行成績を挙げたミステリー・アクション映画。ピットは世界⼀運の悪い殺し屋のレディバグ役で、東京発・京都⾏の超⾼速列⾞に乗ってブリーフケースを奪うよう指令を受ける。ところがそこで、⾝に覚えのない殺し屋たちから命を狙われることになる。

明日はピットたちは、明日京都で開催されるプレミアイベントにも参加予定だ。

取材・文/山崎伸子

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