「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、初の日本ファンミーティングを詳細レポート!“恋ダンス”披露も?

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「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、初の日本ファンミーティングを詳細レポート!“恋ダンス”披露も?

エネルギッシュなチェ・ヒョヌクの休日!若さあふれるプライベートにファンから驚きの声

俳優チェ・ヒョヌクを掘り下げたあとは、オフの過ごし方を聞いて彼のプライベートに迫っていくコーナー。起床時間については、「何時だと思いますか?」と会場に逆質問するチェ・ヒョヌクに対し、最も多かった「ヒョヌクさんに午前中はない!」という予想通り起床は遅めの11時だった。しかも眠りにつくのは朝の4時だというから驚きだ。本人の「青春ですから!(笑)」という言葉通り、20歳らしい回答に会場は笑い声であふれる。一方、必ず取るという朝食は自分で作っていたり、毎日2時間ほどはいい汗を流すというしっかり者の顔ものぞかせる。

「緊張度は120%です!」とファンの笑いを誘うチェ・ヒョヌク
「緊張度は120%です!」とファンの笑いを誘うチェ・ヒョヌク[c]CHOI HYUN WOOK Japan Official Fanclub

そして、彼がさらに元気になるのは夕方18時からだという。友人と会うことが大好きなチェ・ヒョヌクは、彼らと食事やカラオケに出かけ、2次会のある深夜の1時までたっぷり楽しむ。一見すれば若者ならではのスケジュールだが、カラオケの上手な友人や先輩を見ながら勉強しているというプロ意識に好感が持てる。

百想芸術大賞の裏話、俳優としてのこれからを語ってくれた「チェ・ヒョヌクへの質問コーナー」

さっそく会場が沸きに沸く瞬間が訪れる。チェ・ヒョヌクへの質問コーナーでは、なんと彼が客席に降りて来てくれた。「NG質問、一切ありません。僕からすべて抜き取っていってください!」という嬉しい発言に、一斉に手が挙がる。選ばれた人はもちろん、そばを通っただけで黄色い歓声が聞こえ、これぞファンミーティング!といった雰囲気に。

日本でも話題になった百想芸術大賞で見せたキム・テリとのやり取りについて聞かれると、「2人で緊張しながら座っていたんですが、彼女がドラマ部門最優秀主演女優賞を受賞したことで慌てふためき、マスクをしたままステージに行こうとしたので、僕がマスクを受け取りました。あのときはテリさんが僕を抱きしめてくれて、本当にありがたかったです。ただそのあと2人でハートポーズしようと思ったのですが、1人でやることになってしまいました」と、笑いながら当時を振り返った。

百想芸術大賞授賞式での、キム・テリとのキュートなエピソードも話してくれた
百想芸術大賞授賞式での、キム・テリとのキュートなエピソードも話してくれた[c]百想芸術大賞事務局

「今後どんな役を演じてみたい?」には、「いままで学生の役が多かったので、ひとつに決めずまだまだいろいろな作品を経験したいです」と意気込みを語った。ちなみに今年11月に配信されるドラマ「弱いヒーロー Class 1」では、アクションシーンも演じているという。俳優として一層アップデートされる予感に、否が応でも期待が高まる。さらに、「好きなタイプの女性は?」という質問も飛び出す。前のめりになるファンを前にチェ・ヒョヌクは、恥ずかしそうに「ここにいるすべての女性が好きなタイプです」と解答。最高の一言に、会場のボルテージは一気に上昇した。彼もまた「客席でずっとファンミーティングをしたいです!」と喜びを表すほど、幸せな時間になった。

“恋ダンス”でファンと夢のコラボレーション!ラストは歌のプレゼントで会場を温かく包み込む

そして、この日最も盛り上がったのは、「日本の歌を歌おう!」コーナーだ。大のカラオケ好きのチェ・ヒョヌクが日本のヒット曲をヘッドフォンで聴いて歌い、ファンに当ててもらう。一曲目、テンポが速く歌うのは大変だったようだが、選ばれたファンは星野源「恋」と見事に正解。日本でもブームになった“恋ダンス”を踊るファンの姿を見たチェ・ヒョヌクは、「どんなダンスですか?」と興味津々。突如ステージでファンと共に踊るという夢の空間になる。手振りを真似てくれる彼のサービス精神とキュートさに、全員が釘付けとなった。その後もチェ・ヒョヌクはファンとのコミュニケーションで順調に正解を出し続け、真剣に歌う姿や見事な日本語力に、会場は大いに沸く。「すごくおもしろいのでもう1曲やりたいです!」という本人のリクエストに応えるほどの盛り上がりを見せた、楽しい企画となった。

【写真を見る】「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、初の海外ファンミで熱唱!“恋ダンス”も?
【写真を見る】「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、初の海外ファンミで熱唱!“恋ダンス”も?[c]CHOI HYUN WOOK Japan Official Fanclub

ファンミーティング最後には、チェ・ヒョヌクファンにはなじみ深い「二十五、二十一」のタイトルソング、「二十五、二十一」を披露してくれた。本作の脚本家クォン・ドウンが作品のモチーフにもしたというこの曲は、2013年に韓国のロックバンド紫雨林(ジャウリム)が発表して以降、たくさんのエンターテイナーにカバーされ、愛されてきた。名曲をファンのために歌うこの日に向けて、チェ・ヒョヌクは準備に励んできたという。「あまり上手くはありませんが…」と謙虚に前置きした歌声はどこまでも澄んでいて、時間を忘れて聞き惚れてしまう。心のこもった歌のプレゼントに、会場はしみじみと感動していた。


会場を埋め尽くした、日本の熱狂的なファン!
会場を埋め尽くした、日本の熱狂的なファン!写真はチェ・ヒョヌク(@_choiiii__)公式Instagramのスクリーンショット

「海外にファンがいることはSNSを通じて知っていましたが、こんなに大勢の方がいらっしゃるとは思いませんでした。皆さん1人1人のことを抱きしめたい気持ちです。今回が初めての海外ファンミーティングなので、本当に信じられない、夢のような気分です。忘れられない思い出を、ありがとうございました」と、感謝を口にしていたチェ・ヒョヌク。悪天候のなか会場に詰めかけたファンにとっても、多幸感に満ちたひとときとなったに違いない。

取材・文/荒井 南

■チェ・ヒョヌク ジャパンオフィシャルファンクラブ

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