中村文則原作映画の特集など多彩なラインナップ!「京都国際映画祭2022」の注目ポイントをまとめて紹介
今年の牧野省三賞は北大路欣也、三船敏郎賞は竹野内豊に!
10月16日によしもと祇園花月にて行われる、「京都国際映画祭2022」を締めくくるクロージングセレモニーでは、毎年恒例となっている牧野省三賞と三船敏郎賞の受賞者への授賞式も行われる。
日本映画の父と呼ばれる牧野省三の遺徳を偲び、日本映画の発展に寄与した映画人に贈られる「牧野省三賞」を受賞したのは、『父子鷹』(56)でスクリーンデビューを果たし、「仁義なき戦い」シリーズや『八甲田山』(77)など、60年以上にわたり一線級で活躍を続ける北大路欣也。北大路の父である市川右太衛門も1961年度に「第4回牧野省三賞」を受賞しており、親子二代での受賞となる。
また2014年に新たに設立され、国内外での活躍が期待される俳優に贈られる「三船敏郎賞」に選ばれたのは、1994年に俳優デビューを飾り、『太平洋の奇跡〜フォックスと呼ばれた男』(11)や『シン・ゴジラ』(16)など多彩な演技で人気を博す竹野内豊。第1回から受賞者候補の1人として欠かさず名前が上がっていた竹野内が、満を持しての受賞を果たす。
オンラインと会場、映画やアートなど多岐にわたって繰り広げられ、秋の京都を大いに盛り上げる「京都国際映画祭2022」。気になる作品、イベントを見つけて、是非とも参加してみてはいかがだろうか。詳しい上映スケジュールなどの詳細は、京都国際映画祭公式ホームページを確認してほしい。
文/久保田 和馬
■京都国際映画祭2022
日程:10月15日(土)~16日(日)
場所:よしと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、六角堂・池坊ビル、京都大学防災研究所ほか
※10月14日(金)先行上映開始
※先行しての企画・オンライン上映・展示あり
URL:https://kiff.kyoto.jp/
■小説家中村文則原作映画特集
『銃』:10月15日(土)ヒューリックホール京都で上映
『去年の冬、きみと別れ』:10月14日(金) ヒューリックホール京都で無料上映
『銃2020』『火Hee』『悪と仮面のルール』『最後の命』:10月16日(日)23:59までオンライン上映
日程:10月15日(土)~16日(日)
場所:よしと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、六角堂・池坊ビル、京都大学防災研究所ほか
※10月14日(金)先行上映開始
※先行しての企画・オンライン上映・展示あり
URL:https://kiff.kyoto.jp/
■小説家中村文則原作映画特集
『銃』:10月15日(土)ヒューリックホール京都で上映
『去年の冬、きみと別れ』:10月14日(金) ヒューリックホール京都で無料上映
『銃2020』『火Hee』『悪と仮面のルール』『最後の命』:10月16日(日)23:59までオンライン上映
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