西島秀俊&中村倫也主演「仮面ライダーBLACK SUN」、物語のカギとなるキャラクター10名を一挙紹介
井垣渉:今野浩喜
怪人差別を唱える主導者の井垣渉役を演じるのは今野浩喜。芸人時代から映画やドラマで唯一無二の個性を発揮し、2016年から本格的に俳優として活動。「下町ロケット」シリーズや「テセウスの船」など出演作が絶えず、ユーモラスな役から悪役までお手のもの。本作ではどんなインパクトを与えてくれるのか楽しみだ。
「出演を知った時は、たしかまだどこで配信するとか決まってなかったと思うんですが、それでもスタッフ・出演者のメンツが凄くてそこにお声を掛けていただいたのはシンプルにありがたいなぁとなりました。井垣目線で物語を作ったらそんなに悪人には映らない可能性もある気がしますが、このドラマにおいてはだいぶ悪い映り方をしてる奴だと思います。でも役者仕事の醍醐味の化身みたいな役だとも思います。自分もまだ出来上がりを観られてないので皆様と同じように配信を楽しみにしてます。そして井垣が皆様からどのくらい嫌われるかも楽しみです。よろしくお願いします」
堂波真一(1972年):前田旺志郎
2022年の現代に総理大臣となる堂波真一の若かりし頃を演じるのは、前田旺志郎。幼少期から子役として活躍し、近年は大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」や連続テレビ小説「おちょやん」などで、その成長ぶりを見せつけている前田。後述する現代の堂波真一を演じる俳優の個性に負けない演技に期待したい。
「人生で初めての仮面ライダー作品への出演だったのでとても興奮しました。小さい頃に大好きだったものに携われる事にいまでも舞い上がっています。白石組の現場はカッコよかったという印象が強いです。現場での皆さんの佇まいや空気感がとにかくカッコよくて。堂波という役もその雰囲気の中に入り込むという事を無意識にやっていたと思います。完成した映像を少し観させてもらいましたが、ゾクゾクとするような映像で。皆さんも興奮しながらこの作品をご覧ください」
小松俊介:木村舷碁
平澤が演じる和泉葵の同級生である小松俊介役を演じるのは、これが俳優デビューとなる木村舷碁。ライダー役を演じた俳優に限らず、数多くの若手俳優を輩出してきた「仮面ライダー」作品だけに、新人俳優の出演には注目が集まるところ。しかも怪人に変身する役どころだとか…。
「人生初めての出演作品で、幼稚園のころからずっと憧れていた仮面ライダーに出られる、しかも役までもらえるということですごくうれしかったです!俊介はいつも葵の側にいて、とても仲間思いな人物です。そして彼が変身するスズメ怪人がすごくかわいいんですよ。だからそこにも注目です!『仮面ライダーBLACK SUN』の配信をお楽しみに!」
アネモネ怪人(金鳳花怪人):筧美和子
ゴルゴムメンバーの一人であるアネモネ怪人を演じるのは筧美和子。「テラスハウス」で注目を集め、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(15)にも出演。近年では「あなたの番です」や「純愛ディソナンス」など、テレビドラマを中心に引っ張りだこ。『孤狼の血 LEVEL2』(21)に続いて白石監督作品に出演する。
「怪人役ということもあり、少し緊張感はあったんですが、すごく楽しくやらせていただきました。白石監督の『仮面ライダー』というのがすごく興味深くて、怪人もどういう風に演じようかなっていろいろ考えたんですが、意外とシンプルに、静かにやったほうが怖いんじゃないかっていう提案をしてくださって。すごく白石監督らしいアイデアで、楽しくやらせていただきました。私が演じるアネモネ怪人は、アネモネという花をモチーフにした怪人です。花からは想像もつかないようなとんでもない姿を見せますので配信を楽しみにしていてください!」
仁村勲:尾美としのり
官房⻑官の仁村勲役を演じるのは、50年近い芸歴を誇る大ベテラン俳優の尾美としのり。『転校生』(82)をはじめとした大林宣彦監督作品の常連俳優として名を馳せ、近年も『とんび』(22)や『マイ・ブロークン・マリコ』(公開中)など数多くの作品に出演する名バイプレイヤー。本作でも良きアクセントとなってくれること間違いなしだ。
「私が演じる仁村勲は、官房⻑官という要職に就いており、総理の右腕として、野党や省庁間、怪人と繋いでいったり、大変な仕事をしている優秀な政治家です。どうやら裏でいろいろやっていたり、ちょっと悪いこともやっているんじゃないかなという風な感じで演じております。堂波総理との関係性も楽しみにしていてください」