西島秀俊&中村倫也主演「仮面ライダーBLACK SUN」、物語のカギとなるキャラクター10名を一挙紹介
堂波真一:ルー大柴
総理大臣の堂波真一役を演じるのはルー大柴。独特の“ルー語”を操る個性的なタレントとして活躍しながら、テレビドラマや映画、舞台など八面六臂の活躍を見せる大柴は、過去に「仮面ライダードライブ」にゲスト出演したことも。今回は総理大臣を演じるという意外性あるキャスティング。はたしてどんな演技を見せてくれるのか要注目だ。
「この年ですからね、仮面ライダーはできないとお断りしようかなと思ったんですよ。そしたらマネージャーが『仮面ライダーじゃないです』と。悪の総理大臣なんだけど、いままでにない役なので、結構サプライズしながらやっています!堂波真一はですね、総理大臣でありながら、ほしいままに悪事を働く人物なんです。彼が光太郎や信彦とどのように関わるのか、最後までお楽しみください」
南光太郎(1972年):中村蒼
西島演じる南光太郎の過去の姿を演じるのは中村蒼。西島が主演を務めた2015年のドラマ「無痛〜診える眼〜」など、かねてから高い演技力が評価されてきた中村は、連続テレビ小説「エール」や7月期に放送された「家庭教師のトラコ」など、ここにきてさらに注目度を増している。白石監督とのタッグに加え、1972年の光太郎という重要な役どころ。これは期待せずにはいられない。
「『仮面ライダー』と聞いたら、みんながそれぞれの仮面ライダーを思い浮かべる、そのくらい多くの方に愛され続け た作品ですし、しかも自分も変身する人間を演じられることはすごくうれしかったです!そして白石和彌監督とご一緒できるというのもうれしかったですね。現代の光太郎、特に最初の現代の光太郎とは違った、エネルギッシュな感じというか、生命力にあふれた光太郎を演じられたらいいなと思って取り組みました。仮面ライダーというものを通して、世の中の不条理だったり人間の本質みたいなものを白石和彌監督の手で描いています。一人でも多くの方に観てもらえたらと思います。ぜひご覧ください!」
豪華キャストが物語を彩るだけでなく、コンセプトビジュアルを樋口真嗣が担当し、特撮監督を田口清隆が務めるなど、特撮ファンにとっても見逃せない本作。また主題歌を担当するのはミステリアスなマスクと圧倒的な歌唱力で人気を集める若手ボーカリストの超学生。「怨みだけではない複雑な叫び・訴えがテーマだと解釈し歌わせていただきました」と語る楽曲「Did you see the sunrise?」は、今回解禁された予告映像でその一部を聴くことができる。
全10話で展開し、Prime Videoのレーティングでは18+(成人向け)に設定されている「仮面ライダーBLACK SUN」。そのヴェールが剝がされる、配信開始が待ちきれない!
文/久保田 和馬