広末涼子らが艶やか着物姿を披露!和装に注目、TIFFレッドカーペットファッションをプレイバック

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広末涼子らが艶やか着物姿を披露!和装に注目、TIFFレッドカーペットファッションをプレイバック

アジア最大級の映画の祭典、第35回東京国際映画祭が開幕。10月24日には3年ぶりに復活したレッドカーペットイベントが東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場と日比谷仲通りで開催され、寺島しのぶや広末涼子が着物姿を披露した。世界中から集まった豪華ゲストがきらびやかな姿で登場した本イベントから、美しい和装をセレクトした俳優陣のファッションをチェック!

『あちらにいる鬼』チームが東京国際映画祭に登場!
『あちらにいる鬼』チームが東京国際映画祭に登場!撮影/興梠真帆

東京国際映画祭は世界中から優れた映画が集まる、アジア最大級の映画の祭典。今年のコンペティション部門には107の国と地域から1695本がエントリー。厳正な審査を経た15本が期間中に上映され、クロージングセレモニーで各賞が決定する。

寺島しのぶはミモザ色の着物をセレクト!
寺島しのぶはミモザ色の着物をセレクト!撮影/興梠真帆

日本公開前の最新作をプレミア上映する、ガラ・セレクション作品『あちらにいる鬼』(11月11日公開)からは、寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子、廣木隆一監督がレッドカーペットイベントに参加。本作は、作家、僧侶の瀬戸内寂聴と井上光晴、彼の妻という実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を井上夫妻の長女である井上荒野が描いた小説を映画化したもの。

ピンと背筋を伸ばした着物姿も美しい広末涼子
ピンと背筋を伸ばした着物姿も美しい広末涼子撮影/興梠真帆

主人公のみはる、のちの寂光を演じた寺島は、ミモザ色の着物に金色に輝く帯を締めて晴れやかな笑顔を見せた。井上光晴をモデルとした白木の妻、笙子を演じた広末はグラデーションの鮮やかなブルーの着物を身にまとい、白の帯やパールの耳飾りも上品な雰囲気たっぷり。背筋をピンと伸ばして和装を着こなした2人を、深いグリーンのベルベッドスーツの豊川がエスコートしていた。ステージで寺島は「ぜひ多くの方にご覧いただきたい映画です、どうぞよろしくお願いします」と挨拶して、大きな拍手を浴びていた。

高橋伴明監督と高橋惠子が並んで登場!
高橋伴明監督と高橋惠子が並んで登場!撮影/興梠真帆

白い花柄の着物姿が実に美しかった
白い花柄の着物姿が実に美しかった撮影/興梠真帆

また日本映画クラシックス部門で上映される『DOOR』からは、高橋伴明監督と主演の高橋惠子がレッドカーペットを闊歩した。本作は、才能豊かな映画監督たちを輩出した映画会社、ディレクターズ・カンパニーがいち早く製作した恐怖映画の画期的な先駆作品。高橋惠子は、夫でもある伴明監督と黒地に白の花柄の着物でステージに現れた。

凛とした寒さにも映えるようなこの季節にもぴったりな着物で、ファンからのサインの要望にも応えていた彼女。しなやかな所作、たおやかな笑顔で会場を魅了していた。

文/成田おり枝

大きく羽ばたく「第35回東京国際映画祭」特集

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