最前席以上の臨場感!三代目 J SOUL BROTHERS、初のライブフィルム公開決定「映画の枠を超えた新たなエンターテインメント」
三代目 J SOUL BROTHERSがデビュー記念日となる11月10日に都内で記者会見を行い、メンバー全員が久しぶりにそろって登壇。会見では、グループ初のライブフィルムとなる『JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND』が来年1月6日(金)よりDolby Cinema(ドルビーシネマ)で限定先行公開、1月13日(金)より全国公開されることが発表され、メンバーたちも歓喜の表情を見せた。
この日、12周年を迎えた三代目 J SOUL BROTHERS。今年はEXILEの20周年ツアーやソロ活動を中心としていたが、この日久しぶりにメンバー7人が集結。岩田剛典も「こうしてメンバー7人が集結してメディアに出演させていただくのは本当に久しぶりです」と笑顔を見せ、グループは2023年より新章として本格始動するが、リーダーのNAOTOも「メディアの皆さんの前でこんなに集まるのは今年初めてになります。おそらく今年はこれ以降ないかもしれないんですけれども、今日でグループが12周年を迎えます。そうした記念すべき日に、来年の活動について7人集まって皆様に良い報告ができることを本当にうれしく思います」と挨拶。また、「久しぶりにメンバー全員で集まったので、みんなめちゃくちゃカッコつけてますね(笑)」とNAOTOが話すと、メンバーたちからも、ようやくいつもの笑顔がこぼれた。
会見の冒頭では、全国ツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023 "STARS" 〜Land of Promise〜」の開催が決定し、さらに2023年2月1日(水)には前作『JSB I N BLACK』から約1年4か月ぶりとなるニューシングル「STARS」をリリースすることを解禁。さらに、2020年に開催されたオンラインライブ4本(グループ初のオンラインライブ『LIVE×ONLINE』、いままで開催したライブツアーを良いとこどりしたベストライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION』、デビュー10周年記念『LIVE×ONLINE INFINITY~JSB HISTORY~』、クリスマス特別企画『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』)の映像をスペシャルリミックスした、グループ初のライブフィルム『JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND』の公開が発表された。
「1月6日に限定先行公開されるドルビーシネマでは、特別な編集が施されており繊細な色彩と幅広いコントラストを表現する圧倒的映像美と、360度全方位に設置されたスピーカーから生みだされる最高音質の立体音響で、最前席以上の臨場感で味わうことができます」とMCから映画の詳しい紹介がされると、メンバーたちも「すごいですね!」と歓喜の表情。今回のライブフィルムの製作について、岩田も「来年また3代目が再始動しますので、そのタイミングでこうしたライブフィルムをファンの皆さんにお届けできるというのは、とても幸先のいいスタートが切れそうだなという思いです」と心境を吐露。2020年は有観客のライブができなかった年だったため、配信でのライブとなったが「360度の最高の音響でお届けできるのはすばらしい」と喜んだ。
さらに今回の発表にあわせて、映画のポスタービジュアルとライブパフォーマンスが垣間見れる予告映像も解禁に。イヤホンで聞くと、ドルビーシネマさながらの立体音響で実際にライブ会場にいるような臨場感が体験できる予告映像となっており、NAOTOも「オンラインライブが改めてリミックスされて、それを立体音響で皆さんにお届けできるということで、ポスタービジュアルはそれを一番イメージしていただけるような形でデザインをしていただいて、ぜひ来年のツアー前にこのライブフィルムを見て、来ていただけたら」と意気込んだ。
続いてELLYも、「僕たちはライブが一番得意なグループ。この時はライブができないということで僕たちもすごくいろんなことを考えたんですけど、その時にオンラインライブをやろうとなり、目の前にみなさんがいなくても、いる感じを味わったのを覚えている。それが映像になるということで、映画館で観れるので楽しみにしてほしいです!」と当時を回顧しながら呼びかけ、同じく山下も「映画の枠を超えた新たなエンターテインメントを感じていただけます。新しい体験ができるので、ぜひ楽しみにしてもらいたいです!」と待望のライブフィルムの公開に自信をのぞかせた。
本作は、MV界の巨匠で映画『HiGH&LOW THE WORST X』で総監督を務めるなど幅広いジャンルで活躍する映像クリエイターの二宮“NINO”大輔が監督を務める。
取材・文/富塚沙羅