批評家が選ぶ、ジョディ・フォスターの代表作ランキング!“フレッシュ”なおすすめ10選は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
批評家が選ぶ、ジョディ・フォスターの代表作ランキング!“フレッシュ”なおすすめ10選は?

コラム

批評家が選ぶ、ジョディ・フォスターの代表作ランキング!“フレッシュ”なおすすめ10選は?

本日11月19日は、ジョディ・フォスターの60回目の誕生日!これまでアカデミー賞主演女優賞を2度受賞し、監督やプロデューサーとしても活躍する彼女がスクリーンデビューを果たしたのはちょうど50年前。デビュー作の『ジョディ・フォスターのライオン物語』(72)は日本では劇場未公開となったが、その後に出演した『カンザス・シティの爆弾娘』(72)は1972年の12月に日本公開。60歳の誕生日と映画デビュー50年の2つのアニバーサリーがほぼ重なったとなれば、その功績をたどるには絶好のタイミングだ。

映画データベース「IMDb」によれば、現在までに公開されているフォスターの出演した長編映画は44本。50年のキャリアを考えたらその数は決して多くないが、映画界が大きな変化を迎える1970年代から現在に至るまでを網羅したそのフィルモグラフィは、現役俳優屈指の密度を誇る。本稿ではそのなかから、映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家からの評価が高い映画10作品を一挙に紹介していきたい。

【写真を見る】女優デビューから50周年!現代ハリウッドを代表する大女優の出演作で最も高い評価を集めたのは…
【写真を見る】女優デビューから50周年!現代ハリウッドを代表する大女優の出演作で最も高い評価を集めたのは…[c]Everett Collection/AFLO

「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。

中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されるように。映画館に掲示されたポスターに堂々と輝くトマトのマークを見たことがある方も多いだろう。


『ダウンタウン物語』では『タクシードライバー』と併せて英国アカデミー賞助演女優賞を受賞
『ダウンタウン物語』では『タクシードライバー』と併せて英国アカデミー賞助演女優賞を受賞[c]Everett Collection/AFLO

それでは、ジョディ・フォスター出演作品の“フレッシュ”10傑を挙げていこう。

96%フレッシュ『タクシードライバー』(76)

95%フレッシュ『羊たちの沈黙』(91)

93%フレッシュ『白い家の少女』(76)

92%フレッシュ『告発の行方』(88)

88%フレッシュ『アリスの恋』(74)

86%フレッシュ『インサイド・マン』(06)

81%フレッシュ『ダウンタウン物語』(76)

78%フレッシュ『ロング・エンゲージメント』(04)

78%フレッシュ『ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち』(87)

76%フレッシュ『パニック・ルーム』(02)

76%フレッシュ『イノセント・ボーイズ』(02)

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