『ブラックアダム』は“IMAX推し”!DC映画の歴史を変える、最恐アンチヒーローのパワーを全身で体感
スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなど、様々なスーパーヒーローを生み出してきたDCが新たに放つ『ブラックアダム』が12月2日(金)に日本上陸を果たす。5000年の眠りから目覚めた最恐のアンチヒーローと、それを止めるために立ち上がるスーパーヒーローチームの激闘は、臨場感も迫力も最大級のIMAXで鑑賞するのに打ってつけ!本稿では、IMAXで味わうべき注目ポイントを紹介していこう。
“ハリウッド最強の男”ドウェイン・ジョンソンが、DC映画に降臨!
最愛の息子の命を犠牲にして“呪われた力”を手に入れたブラックアダム。5000年の時を経て現代の地球によみがえった彼は、苦悩と悔恨に苛まれながらも息子を奪われた復讐心から、その強大な力で破壊の限りを尽くす。そんなブラックアダムの前に、彼を“人類の敵”とみなす最強ヒーロー軍団“JSA”(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)が立ちはだかることに。
ブラックアダムは、DCコミックではザッカリー・リーヴァイ主演の『シャザム!』(19)に登場したシャザムのライバル的存在としても知られている。彼がコミックに初登場を果たしたのは1945年、長い歴史を持つこのアンチヒーローと幼いころに出会い強く魅了された人物こそ、本作で主人公のブラックアダム役を演じ、自ら製作総指揮も兼任したドウェイン・ジョンソンだ。
「ブラックアダムは長年にわたり、私のDNAや魂の一部だった」と強い思い入れを語っているジョンソン。ハリウッド屈指の肉体派スターとして絶大な人気を誇る彼は、かねてからスーパースーツを着る役柄を演じたいという気持ちを持っていたという。ジョンソンが本作の映画化に取り掛かってから、実現に至るまで掛かった歳月は実に10年以上。多くの人気俳優たちが次々とヒーロー映画の世界に参入してきたなか、満を持してジョンソンもその世界の仲間入りを果たした。
ブラックアダムは哀しき過去を持ち、5000年もの長い間封印されてきた破壊神。悪政に虐げられている古代国家カーンダックの人々を守ろうと行動する女性、アドリアナによってその封印が解かれ、現代によみがえる。邪魔者全員をワンパンチで制圧し、戦闘機だろうとお構いなしに素手でぶっ壊してしまうなど、本作冒頭からその比類なきパワーで大暴れを繰り広げていく。
IMAXとハリウッドの娯楽大作の相性の良さは、もはや多くの映画ファンが知っていることだろう。壁一面に広がる巨大なスクリーンで視覚から味わえる迫力はもちろんのこと、クリアで高品質かつパワフルな音響環境。聴覚からもブラックアダムの途方もないパワーを感じることができ、体の奥深くまでその振動が突き刺さる。目の前でバトルを目撃しているかのような臨場感を味わえるのはIMAXならではだ!