キャサリン皇太子妃、公務デビューしたダイヤブローチは一体誰からの贈り物?
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、エリザベス女王が亡くなって初めてとなる戦没者を追悼するリメンバランス・デーのイベントに参加した。
現地時間の11月12日、2人は、ロイヤル・アルバート・ホールで行われたフェスティバル・オブ・リメンバランスに出席。キャサリン皇太子妃は、戦没者を追悼する赤いポピーのブローチと共に、9月に亡くなったエリザベス女王から贈られたパールのチョーカーとドロップイヤリングを着用。
「People」などによると、このイヤリングは1947年にエリザベス女王がフィリップ王配と結婚した際に、バーレーンの君主から贈られたもの。また日本のパールで作られた4連のチョーカーは、エリザベス女王に贈られたものでかつてダイアナ元妃も着用。キャサリン皇太子妃は、2021年4月に行われたフィリップ王配の葬儀と今年9月に行われたエリザベス女王の国葬でも着用しており、英王室の伝統に敬意を表するのはこれまで通りだ。
また、注目は戦没者を追悼する赤いポピーのブローチが映える、黒の装い。セルフポートレートの、かっちりとしたジャケットに、裾がレースのエレガントなスカートが絶妙なバランスのツーピースの装いは、昨年9月、当時のキャサリン妃が、「Hold Still」のプロジェクトでレセプションのホストを務めた際に着ていた白いツーピースの色違いで、お気に入りの1点と言えそう。
13日に開催された戦没者追悼式典リメンバランス・サンデーのイベントで、カミラ王妃と共に外務・英連邦・開発省ビルのバルコニーに立ったキャサリン皇太子妃は、フィリップ・トレイシーのカスタムメイドの帽子にキャサリン・ウォーカーのコートドレス、ダイアナ妃が1990年に当時の明仁天皇の即位の礼で来日した際に着用していたパールのイヤリングという装い。ポピー3つのブローチは前日と同じものだが、その下に輝くダイヤのブローチに熱視線が送られた。
「Hello!」などによれば、このブローチは、英王室御用達の「Bentley & Skinner」のもので、同社のウェブサイトによれば、計4.5カラットのダイヤがあしらわれ、1920年ごろに作られたアール・デコ調のブローチ。
鋭いロイヤル・ウォッチャーによれば、このブローチは当時キャサリン妃が40歳の誕生日を迎えた1月9日ごろに1万4,500ポンド(約254万円)で販売されていたものなのだそうで、ウィリアム皇太子かチャールズ国王、カミラ王妃、またはキャサリン妃の両親など、大切な人から誕生日に贈られたプレゼントなのではないかと伝えている。
文/JUNKO