長澤まさみ、上白石姉妹ら人気女優からネクストブレイク候補まで!邦画大手3社のカレンダーでチェックする今年の顔
中島瑠菜といった新人からベテランまで、松竹のカレンダーは女優たちがクラシカルな装いで登場
続いてチェックする「松竹カレンダー2023」は、映画や演劇の老舗である松竹ということで、女優たちが和服に身を包んでいることが大きな特徴。今年は「絵画のような一枚に―」をテーマに、新人からベテランまで、和装と洋装を織り交ぜたクラシカルな装いに身を包んだ女優たちが美しく彩っている。
ミントグリーンのドレスに身を包み、初々しい笑顔を浮かべている7月の中島瑠菜は、2021年に実施された「松竹 JAPAN GP GIRLS CONTEST」のグランプリに選ばれた弱冠16歳の新星。2022年にドラマ「祈りのカルテ」で女優デビューを飾ったばかりで、2023年には『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)で映画デビュー。高橋恭平(なにわ男子)演じる主人公に片想いする女子高生を演じる。
その『なのに、千輝くんが甘すぎる。』のヒロインに抜擢されたのが、上品な笑顔で2月を飾っている畑芽育。2022年は『森の中のレストラン』で父からの暴力を受け絶望する中学生という難役に挑むなど、女優としてステップアップの時期となっただけに今後に期待がかかる。
名取裕子、松坂慶子など和装姿の大女優たちのなかでも、2022年に存在感を発揮したのが10月に登場した寺島しのぶだろう。その短髪は、瀬戸内寂聴をモデルとした主人公を熱演した『あちらにいる鬼』での得度式のシーンによるもの。体当たりで激しい恋愛模様や揺れ動く女性の胸中を体現した。1月からスタートとなる大河ドラマ「どうする家康」ではナレーションに抜擢されており、物語に深みを与えてくれることだろう。
東映カレンダーは俳優から作品フィーチャーへと様変わり!
そしてこれまでは俳優をフィーチャーしていた「東映スターカレンダー」は、今年は作品にフォーカスした「2023東映カレンダー」に様変わり。木村拓哉と綾瀬はるかが共演する歴史大作『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)が表紙を飾っている。
そのほか、3月はその月に公開となる池松壮亮主演作『シン・仮面ライダー』から変身前後の姿をフィーチャー。8月には伊藤沙莉が探偵役を演じる話題作『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』など今年公開を控える作品が並んでいる。
また2月の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」や8月の「仮面ライダーギーツ」、10月の「仮面ライダーBLACK SUN」といった特撮シリーズは東映ならでは。2022、23年の作品はもちろん、2023年で公開50周年を迎える『仁義なき戦い』が5月を、同じく50周年の『女囚さそり 701号怨み節』が9月を飾るなど、旧作までバリエーション豊か。東映の看板作品を1年通して楽しめるカレンダーとなっている。
いまをときめく俳優たちが名を連ね、さらには様々な作品まで楽しめるこれらのカレンダー。まだ2023年のカレンダーを購入していないという人は、各映画会社のカレンダーを飾ってみてほしい
文/サンクレイオ翼
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