年末年始に映画館で観るべき邦画は?ハズレナシのテッパン3選!
臨場感たっぷりの試合シーンがアツい『THE FIRST SLAM DUNK』
12月3日に公開されるや、全国映画動員ランキングで3週連続1位に輝く大ヒットを記録しているのが『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)だ。
1990年代に空前のバスケブームを巻き起こした「SLAM DUNK」を、原作者の井上雄彦自ら監督・脚本を務めて新たにアニメーション映画化した本作。かつて制作されたアニメシリーズからボイスキャストも一新し、当時原作漫画に熱狂した世代から若者まで幅広い層から支持を獲得。
まるで実写の試合を見ているかのような緊張感と迫力の映像は、ファンならずとも劇場鑑賞必須。そして登場キャラクターたちの細やかな息遣いの臨場感を味わうなら、やはり映画館一択だ!
二宮和也の名演が光る感動の実話『ラーゲリより愛を込めて』
心打たれるヒューマンドラマが観たいという方には、『護られなかった者たちへ』(21)や『とんび』(22)の名匠、瀬々敬久監督がメガホンをとり二宮和也が主演を務めた『ラーゲリより愛を込めて』(公開中)がおすすめ。
第二次世界大戦後にシベリアの強制収容所に不当に抑留されながら、生きることへの希望を捨てなかった山本幡男の壮絶な半生を描いた本作。身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻や子どもたちと過ごす日々が戻ってくることを信じ耐え続ける。共に抑留されている仲間たちを励まし続け、彼らの閉ざされた心を徐々にとかしていく山本。やがて妻から一枚の葉書が届くのだが、その頃には山本の体は病魔に侵されていた。
家族や仲間を想い続け、劣悪な環境のなかで奇跡を起こした男の感動の実話を、二宮が渾身の演技で体現してみせた本作。世界的に様々な悲しい出来事が相次いだ2022年、あたたかな涙で新たな一年に希望を見出してみてはいかがだろうか。
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リピーター続出!年末年始は映画をオトクに観るチャンス
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