木村拓哉&綾瀬はるか『レジェンド&バタフライ』が初登場1位!ついにフィナーレを迎えた『ONE PIECE FILM RED』の最終成績は?
1月27日から1月29日までの全国映画動員ランキングが発表。これまで8週連続で1位をキープしてきた『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)の牙城を崩し、新たに首位に立ったのは木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかがその妻である濃姫を演じた『レジェンド&バタフライ』(公開中)だ。
『レジェンド&バタフライ』が首位に!上位3作品はいずれも東映作品に
東映創立70周年記念作品となる『レジェンド&バタフライ』は、週末3日間で動員37万1000人、興収4億9700万円を記録。「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとり、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を務めた同作は、総製作費20億円をかけて織田信長の人生を新たな視点から描いた物語だ。
公開9週目にして2位となった『THE FIRST SLAM DUNK』だが、週末3日間の動員は23万人、興収は3億4500万円と、まだまだ好調をキープ。累計成績では動員647万5000人、興収94億5400万円を突破し、いよいよ興収100億円の大台へ向けたカウントダウンが始まろうとしている。
また4位の『すずめの戸締まり』(公開中は)週末3日間で動員20万人、興収2億7400万円を記録し、累計成績では動員990万人、興収131億6000万円。こちらも近日中に観客動員1000万人に到達しそうだ。
『ONE PIECE FILM RED』が“ハウル超え”!歴代興収第8位でフィナーレ
1月29日についに終映を迎えた『ONE PIECE FILM RED』は、前週に続いて3位にランクイン。週末3日間で動員21万8000人・興収2億9200万円を記録し、フィナーレを華々しく飾った。昨年8月6日の公開から177日間の累計興収は197億円、観客動員数は1427万人となり、国内歴代興収ランキングでは『ハウルの動く城』(04)を抜いて第8位にランクイン。全世界興収は319億円となり、尾田栄一郎による「全世界興行収入319億円突破記念ビジュアル」も披露された。
また6位には岩本ナオの同名コミックを賀来賢人と浜辺美波を声優に迎えてアニメーション映画化した『金の国 水の国』(公開中)が初登場。第95回アカデミー賞でインド映画初の歌曲賞にノミネートされた『RRR』(公開中)は公開15週目にしてトップテン圏内に再浮上。9位にランクインを果たした。
以下は、1~10位までのランキング(1月27日〜1月29日)
1位『レジェンド&バタフライ』
2位『THE FIRST SLAM DUNK』
3位『ONE PIECE FILM RED』
4位『すずめの戸締まり』
5位『イチケイのカラス』
6位『金の国 水の国』
7位『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
8位『ラーゲリより愛を込めて』
9位『RRR』
10位『かがみの孤城』
今週末は世界的人気グループBTSのライブドキュメンタリー『BTS: Yet To Come in Cinemas』(2月1日公開)や、「鬼滅の刃」のテレビアニメ第3期の放送に先駆けて第2期の終盤と第3期の第1話を特別上映する『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(2月3日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬