山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音は、19歳のころなにしてた?『BLUE GIANT』舞台挨拶で音つながりの出会い明かす

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山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音は、19歳のころなにしてた?『BLUE GIANT』舞台挨拶で音つながりの出会い明かす

映画『BLUE GIANT』(2月17日公開)の完成披露舞台挨拶が7日、TOHOシネマズ 日比谷にて開催され、声優を務めた山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音と、音楽とピアノ演奏を担当した世界的ピアニストの上原ひろみ、上原とともにバンド“JASS”の演奏を務めたサックス奏者の馬場智章、ドラム奏者の石若駿、立川譲監督が登壇した。

【写真を見る】原作ファンの山田は「僕たちがやる意味があったと思います」と出来栄えに満足の様子
【写真を見る】原作ファンの山田は「僕たちがやる意味があったと思います」と出来栄えに満足の様子

主人公、宮本大役の山田は原作のファンだったこともあり「(アニメ化するなら)プロの声優さんがやった方がいいんじゃないか、という思いもありました」と正直な気持ちを明かしたが、「僕たちがやる意味のようなものは絶対にあると思っていました。それがいいセッションとなって伝わるといいな」と笑顔を浮かべた。沢辺雪祈役の間宮は「ライブのために過ごしている3人(という役)なので。ライブシーンに3人の気持ちが雄弁に表れています。自分の声の不安はさておき(笑)、アツくなってもらえると思います」と出来栄えに満足の様子。

連載時から原作のファンだという
連載時から原作のファンだという

玉田俊二役の岡山は連載当時から原作を追っていたそうで「演奏のシーンには監督やスタッフさんの遊び心を感じます。紙面で表現されているものを“トレース”して表現するのではなく、(映像化するという)やる意味のようなものを完成品で見せつけられました。(漫画とは)違った形のメッセージが届く気がします。どう受け取ってもらえるのかすごく楽しみです」とアツく語った。

動画撮影中に静止画のように止まっている岡山
動画撮影中に静止画のように止まっている岡山

3人がアツい情熱で音楽に打ち込む青春が描かれている本作。イベントでは「彼らと同じ19歳のころ、アツくなっていたこと」を問われる場面も。山田は「高校を卒業し俳優になるために芝居の学校に通っていました」と回答。俳優になること、そのひとつに毎日追われている生活だったとし、「バイトもしていて、ネームプレートには『俳優王に俺はなる』と書いていました(笑)。僕は怠け者なので、宣言しないとやらないタイプ。書くことで自分に課す意味もありました」と振り返った。


「アツくなってもらえる作品」と胸を張った
「アツくなってもらえる作品」と胸を張った

間宮は「18、9歳のころまで、バンドをやっていました。すでに俳優もやっていて趣味として音楽をやっていて。バンドのギタリストは音楽に絞っていたので、バンドとしてなにかを目指すという意味では自分が足枷みたいになっているなと思っていました。『俺のことは気にせず、ほかのバンドでもやりなよ』みたいな話をしていたころ。いま、そのバンド仲間は音楽の道に進んでいます」と、うれしそうに話した。

フォトセッションの様子
フォトセッションの様子

「すでにこの仕事をしていて、ちゃんとした役名のある役をいただき、それに奮闘していたころです。あと、山田くんと初めて会った年でもあります」と答えた岡山だったが、初対面の印象を訊かれると「あんまり覚えていない」と首を傾げる。山田も「僕もあまり…」とニヤニヤ。実は2人の初対面は少女時代のライブ時だったことが判明すると間宮が「少女時代の印象が強くて、お互いの印象が薄いんでしょ?」と鋭くツッコミ。「でもほら、出会いも音と関連しているから!」と作品とつなげ、綺麗に(?)コメントをまとめようとする山田に「綺麗にまとめた風だけど…」と間宮が追い討ちをかけると、会場は拍手と笑い声に包まれた。

取材・文/タナカシノブ

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