『名探偵コナン黒鉄の魚影』が2週連続で首位！観客動員は407万人＆興収58億円を突破

4月21日から23日の全国映画動員ランキングが発表。前週、シリーズ最高のオープニング成績で堂々1位スタートを飾った「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第26作『名探偵コナン黒鉄の魚影』(公開中)が、今週も2位に大差をつける圧倒的な成績を記録。2週連続でNo. 1に輝いた。

『名探偵コナン黒鉄の魚影』がV2！『東京リベンジャーズ2』は2位に初登場

2週目の週末も動員100万人＆興収16億円超えの大ヒットとなっている『名探偵コナン黒鉄の魚影』[c]2023 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

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『名探偵コナン黒鉄の魚影』は週末3日間で観客動員111万3000人、興行収入16億1500万円を記録。累計成績では動員407万人、興収58億円を突破しており、早くも「名探偵コナン」劇場版シリーズの歴代7位の興収となるほどのハイペース。最終興収97.8億円を記録した前作『名探偵コナンハロウィンの花嫁』(22)対比160％をキープしており、次週から本格的に始まるゴールデンウィークでどこまで興収を伸ばせるか注目が集まるところだ。

一方、2位には2021年に興収45億円を記録した『東京リベンジャーズ』(21)の続編2部作の前編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(公開中)が初登場。初日から3日間(4月20日の前夜祭上映分含む)の成績は動員42万8000人、興収5億8300万円を記録と、前作に迫るヒットスタートを飾った。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』は2位スタート！[c]和久井健／講談社 [c]2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

そして先日、中国で公開され記録的な大ヒットとなっていることでも話題の『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は、日本国内でもその勢いを増すばかり。公開21週目にして前週を上回る成績をあげ、6週ぶりにトップ3に返り咲き。累計成績では動員922万人、興収132.7億円となっている。

『シン・仮面ライダー』が「仮面ライダー」映画新記録を樹立！

公開6週目で6位にランクインした『シン・仮面ライダー』(公開中)は、累計興行収入20億2000万円を突破。歴代の「仮面ライダー」映画の興収新記録＆史上初の興収20億円突破を達成した。

【写真を見る】興収20億円突破の『シン・仮面ライダー』、ゴールデンウィーク特別企画＆第7弾入プレが発表に[c]石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会

4月28日(金)からは、第7弾入場者プレゼント「シン・仮面ライダーカード劇場版エヴァンゲリオンコラボver.」が全国合計100万パック限定で配布されることが発表。さらに4月28日から5月11日(木)まで、ゴールデンウィーク特別企画として『シン・仮面ライダー』の上映回の冒頭に、庵野秀明監督が手掛けた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(22)のBlu-ray&DVDに収録された特典映像「EVANGELION:3.0(-46h)」が上映されることも決定している。

藤井道人監督×横浜流星の『ヴィレッジ』は5位に初登場[c]2023「ヴィレッジ」製作委員会

『新聞記者』(19)や『ヤクザと家族 The Family』(21)、『余命10年』(22)の藤井道人監督が、横浜流星を主演に迎えた『ヴィレッジ』(公開中)は、初登場で5位にランクイン。公開8週目の『映画ドラえもんのび太と空の理想郷』(公開中)は4位となり、累計成績では動員344万人、興収40億8300万円を突破。公開6週目の『わたしの幸せな結婚』(公開中)は累計成績で動員185万人、興収24億円を突破した。

以下は、1～10位までのランキング(4月21日〜4月23日)

1位『名探偵コナン黒鉄の魚影』
2位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
3位『THE FIRST SLAM DUNK』
4位『映画ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)』
5位『ヴィレッジ』
6位『シン・仮面ライダー』
7位『わたしの幸せな結婚』
8位『劇場版美しい彼-eternal-』
9位『グリッドマンユニバース』
10位『映画刀剣乱舞-黎明-』

今週末は、世界中で空前の大ヒットとなっている任天堂とイルミネーション・エンタテインメント共同制作の3DCGアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)、2021年7月期に放送されたTBSドラマの劇場版『TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜』(4月28日公開)などが公開を控えている。

文/久保田和馬