2022年アカデミー賞3部門受賞!『コーダ あいのうた』が金曜ロードショーで放送決定

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2022年アカデミー賞3部門受賞!『コーダ あいのうた』が金曜ロードショーで放送決定

2022年の米アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門を受賞、ゴールデン・グローブ賞でもドラマ映画賞、映画助演男優賞を獲得したヒューマンドラマ『コーダ あいのうた』(21)が6月16日(金)に金曜ロードショーで放送される。あわせて、金曜ロードショーのアンバサダーを務めることになったフリーアナウンサーの宇垣美里からのコメントが到着した。

【写真を見る】ついに家族の中でただ1人の健聴者である少女が歌うことを夢見るヒューマンドラマがテレビ放送される
【写真を見る】ついに家族の中でただ1人の健聴者である少女が歌うことを夢見るヒューマンドラマがテレビ放送される[c] 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ子どもであるコーダ(CODA/Children of Deaf Adults)を題材とした本作。家族の中でただ1人の健聴者である少女が、家族や様々な問題を力に変えて自らの夢を実現していく姿を描いている。また、同じ綴りのCODAは楽曲の終わりを指す音楽記号として用いられ、一つの章が終わり、また次の章が始まることが象徴されている。テレビシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の脚本を担当した、シアン・ヘダーが監督、脚本を務め、主人公の少女、ルビーを、8歳から子役として活動し、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(11)にも出演したエミリア・ジョーンズが演じている。

本作の大ファンで、アンバサダーを務める宇垣は「特に私が好きなポイントは、手話という言語の豊かさです。実際に耳の聞こえないろう者の方が演じているという部分もあるのだと思うのですが、とにかく手話という言語がこんなにもイキイキしているのだということを私はこの作品で改めて知ることができました」と魅力をコメント。また、「ろう者を描いた作品でありながら、普遍的な誰もが共感できる親子の話でもあり、青春映画でもあり、音楽映画でもある、万人に刺さる作品になっていると思います」と本作を紹介している。

今夜からは「インディ・ジョーンズ」シリーズ、6月2日にはアニメ版『リトル・マーメイド』(89)と、注目作品の放送が控える金曜ロードショー。ぜひ、昨年のアカデミー賞作品をこの機会にテレビでも楽しみたい。


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