ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』日本版本予告解禁!エンドソングはSuperflyに
8月4日(金)に公開されるディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』の日本版予告が解禁。あわせて、日本版エンドソングがSuperflyが歌う「やさしい気持ちで(マイ・エレメント ver.)」となることも発表された。
本作は「トイ・ストーリー」シリーズ、『モンスターズ・インク』(01)など、これまで数々の“もしもの世界”を描いてきたディズニー&ピクサーが「もしも火、水、土、風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやってふれあうのか?」というコンセプトのもと、火、水、土、風のエレメントたちの交流を描く長編アニメーション。主人公は、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子、エンバーと、涙もろくて心やさしい水の青年、ウェイド。日本版ではエンバーの声を川口春奈が演じ、ウェイドの声をKis-My-Ft2の玉森裕太が演じる。
今回解禁となった日本版本予告では、観るものをワクワクさせる“エレメント・シティ”の様子が鮮やかに描かれ、スポンジに触れると勝手に体が吸い込まれてしまう“水のエレメント”、フワフワと飛び回る“風のエレメント”、プランターに入った子どもたちを抱える“土のエレメント”、ミルクの替わりに可燃性のオイルを赤ちゃんに与える“火のエレメント”といった、ユニークなエレメントたちの特性が描かれる。そして、彼らが暮らすこの街には“違うエレメントとは関われない”という大切なルールがあることも判明。
火のエレメント、エンバーは、いままで火の街から出ることなく、大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張ってきた。そんなある日、自分とは正反対で自由な心をもつ“水”の青年、ウェイドと出会う。性格も特性も正反対なウェイドと過ごすうちに新たな世界に触れていくエンバー。“知らない世界を見たい”という気持ちと“わたしの居場所は火の世界だけ”という現実に葛藤する彼女に、ウェイドは「自分の可能性を信じて」と優しく語りかける。そんななか、エレメント・シティの運命を揺るがすような試練が突如襲い来る。大切なものを守るため奮闘し、共にバイクにまたがるエンバーとウェイドの姿も印象的で、そんな2人の主人公の心の動きや葛藤を演じる川口と玉森の繊細な声の表現にも注目だ。
さらに解禁された本予告に流れるのは、数々の大ヒット曲を贈りだす女性シンガー・Superflyが代表曲を特別アレンジした「やさしい気持ちで(マイ・エレメント ver.)」。日本中で愛された楽曲を映画『マイ・エレメント』バージョンとして特別にアレンジし、新たに収録した楽曲が本作の日本版エンドソングに決定した。
今回、ピクサー最新作の日本版エンドソングとして起用されたことについて、Superfly は「お話をいただいたことが純粋にとても嬉しかったです。心の深いところを刺激されるような、哲学的でもあり精神性の高い作品だったので、そんな素敵な作品に携わることができて光栄です。大人が見ても子供が見ても心の奥がどきっとするような作品だと思いますし、『やさしい気持ちで』がそんな気持ちをやさしく包むことができたら嬉しいです」 とコメント。また、過去にリリースした楽曲をアレンジして、新たに収録するという試みについて「オリジナルバージョンでは結構力強く歌っているのですが、今回リアレンジしたことで歌の表現の仕方がしっくりきた印象でした。素敵な機会をいただきそれを表現することができたこと、昔の曲ともう一度向き合えたことが嬉しかったです」と語っている。
劇場公開に向けて、続々と新情報が届いている本作。続報も期待して待ちたい。
文/スズキヒロシ