『ザ・フラッシュ』もう一度観たくなるポイントをチェック!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演が違う?タイムリープ先はいつ?
バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンらが結成したヒーローチーム"ジャスティス・リーグ"のメンバーであるフラッシュ(エズラ・ミラー)が主人公のDCユニバース最新作『ザ・フラッシュ』が公開中だ。母親が殺され、父親が無実の罪を着せられたフラッシュが、スピードを武器に"時間"も"世界"も超える能力を使って、悲しい過去を変えてしまったことで世界崩壊の危機を招いてしまう。『ジャスティス・リーグ』(17)から続く世界観で描かれる本作には、様々なイースターエッグがちりばめられている。そこで、知っておくとより深く作品を楽しむことができる、すでに劇場で観た人はもう一度観て確かめたくなる、劇中に登場するイースターエッグを紹介していこう。
※本記事は、ストーリーの核心に触れる記述を含みます。未見の方はご注意ください。
原作はDCコミックスを揺るがした「フラッシュポイント」
本作の原作となったのは、2011年に発売されたコミックス「フラッシュポイント」。ある朝、フラッシュことバリー・アレンが目覚めると、世界のすべてが変貌しているところから始まる。世界にはジャスティス・リーグとスーパーマンが存在せず、ワンダーウーマンとアクアマンがそれぞれの軍勢を率いて戦争し、ブルース・ウェインが殺されたことで父のトーマス・ウェインがバットマンとなっており、そして、死んだはずのバリーの母親が生きている。どうして世界が変わってしまったのかをバリーが探っていくという物語は、『ザ・フラッシュ』で描かれる世界観に大きな影響を与えている。「フラッシュポイント」は2012年に邦訳が発売されたが、現在は絶版となっている。
ベン・アフレック演じるバットマンのコスチュームカラーの秘密
本作が最後のバットマン/ブルース・ウェイン役と言われているベン・アフレック。本作では、見納めと思われるバットマンの活躍するシーンが前半の大きな見せ場となっているが、コスチュームのカラーリングに注目。映画のバットマンといえば、ほぼ全身"黒"というイメージが強いが、ここではダークブルーとダークグレーに彩られたちょっと明るめの色味になっている。このコスチュームの色は、原作のバットマンが着用しているカラーリングを意識したもの。その後に登場する、マイケル・キートン演じるバットマンのスーツバリエーションにも同様のカラーリングのものが存在していて、原作版を強くリスペクトしているようだ。