清水崇監督が読者の質問に次々回答!GENERATIONSとの撮影現場で起きた恐怖体験、いままでで一番怖かった映画は?
ハリウッドでもリメイクされた「呪怨」シリーズから、コロナ禍に大ヒットを記録した「恐怖の村」シリーズまで、次から次へと新たな恐怖を世に放ちつづける“Jホラーの巨匠”清水崇監督。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが全員本人役で出演を果たしたことでも話題の最新作『ミンナのウタ』(公開中)では、ラジオ局の倉庫で発見された呪いのカセットテープに端を発する恐怖の連鎖が描かれていく。
MOVIE WALKER PRESSでは、最新作の公開に合わせてTwitterにてユーザーから質問を募り、清水監督ご本人に答えてもらう“AMA(=Ask Me Anythingの略。ネットスラング風に言うと「清水崇だけど、なにか質問ある?」といった意味)”を実施。GENERATIONSメンバーとの撮影の裏話や、清水監督流のホラー映画づくりの極意など、たっぷりと話を聞いた。
「一昨年モニタリングで、片寄涼太くん中務裕太くんが、清水監督の心霊モニタリングに参加しましたが、あの時の印象はいかがでしたか?あの時途中で、片寄くんが『映画みたい』と言っていたのですが、本当に監督の映画に出演されて、とても感慨深いです」(40代・女性)
「あの時は片寄涼太くんが甲高い声を出していて可愛かったですよね(笑)。中務くんもワーワーと騒いでビビってくれていて、2人ともとてもリアクションが良くて、人って個々に散って、こんな怖がり方をするんだなあと思いました。いろいろなテレビ番組に出たりライブもやっていたりと多忙な方達なので、僕のことなんて憶えていないだろうと思っていたのですが、今回の映画の顔合わせの時にお2人はちゃんと覚えていてくれて光栄でした。まあ、逆に僕がGENERATIONSのどの方だったかな…と『ミンナのウタ』の劇中でマキタスポーツさんが演じられた権田みたいになっていましたけれど(苦笑)。それにクランクアップの日に中務くんが僕のところに来て、『また「モニタリング」とか呼んでください!』って言ってくれたのもうれしかったです」
「小森隼くんはそうそうに失踪してしまうようですが…彼の演技いかがでしたか?そして、一番演技の才能を感じたメンバーは誰でしたか?」(30代・女性)
「一番を決めるのは公言できませんのでノーコメントでお願いします(笑)。作品の色にもよるし。でも関口メンディーさんの真面目さゆえとか、抑えめがリアリティを生む佐野玲於くんとか、唯一無二の言動が、どこまで”素“かを錯覚させる中務くんとか…メンバーそれぞれに違いがあったのでとても個性的でおもしろいグループだと感じました」
「GENERATIONSの皆さんで、第二弾作品をつくるならどのような内容にしますか?」(20代・女性)
「いまのところその予定はないですね…コメディでよければ喜んでやりますが」
「『ミンナのウタ』を撮影中、佐野さんのスマホがいきなり起動したという出来事があったとお聞きしましたが、他に、何か少し不思議な出来事はありましたか?清水監督がご経験された、いちばん怖いことは何ですか?(霊的に)」(40代・女性)
「僕自身は霊感がないというか、意識出来ていないようなのでいつも気付かないのですが、周りでは撮影中に怖い出来事があったとちらほら話に聞きましたね。佐野くんのスマホがリハーサルシーンの撮影中に急にしゃべりだしたというのも、さな役の穂紫朋子さんから教えてもらいましたし、さなの同級生の女子中学生たちが控室で監督(僕)の話をしていたら、糸井茂美役の南山莉來さんの肩口にいきなりカーテンレールの金具が落ちてきてハッとしたと言ってました。というのも、ちょうど彼女は、屋上から…!!というシーンの撮影前だったのもあったようで」