橋本環奈、岩田剛典の王子様ぶりに惚れ惚れ!舞踏会をイメージした会場でドレスアップ&レッドカーペットを闊歩

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橋本環奈、岩田剛典の王子様ぶりに惚れ惚れ!舞踏会をイメージした会場でドレスアップ&レッドカーペットを闊歩

福田雄一監督が手がける初のNetflix作品となる映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(Netflixにて配信中)の配信記念特別試写会イベントが9月14日にリーガロイヤルホテル東京で開催され、橋本環奈、新木優子、岩田剛典、福田監督が出席した。劇中で描かれている舞踏会を意識した会場にはレッドカーペットが敷かれ、ドレスアップしたキャスト陣が客席を通って登場。大きな歓声を浴びた。

『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の配信記念特別試写会イベントが開催された
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の配信記念特別試写会イベントが開催された

童話と探偵ミステリーという組み合わせで人気を博し、シリーズ累計33万部を超えるヒット小説を、『銀魂』(17)、『今日から俺は!!劇場版』(20)などの福田監督が映画化した本作。旅の途中の赤ずきんが、持ち前の洞察力と図々しさで事件に立ち向かう姿を描く。


赤ずきん役の橋本環奈
赤ずきん役の橋本環奈

主人公の知的で辛口な名探偵である赤ずきん役を演じた橋本は、赤ずきんをイメージしたような真っ赤なケープドレス姿でファンの前に現れた。福田監督から歓声を浴びたことを指摘された橋本は、「私にも『キャー』があってよかったです。てっきり岩ちゃんへの『キャー』かと」とお茶目に語り、会場も爆笑。福田監督が「俺にも(歓声が)あった」とご満悦な表情を見せると、橋本は「誰でもああやってでてきたら(歓声が)あるものなの?」とさっそく丁々発止のやり取りを披露していた。

撮影中も「ずっと話していた」という橋本環奈と新木優子
撮影中も「ずっと話していた」という橋本環奈と新木優子

すっかり福田組の常連となり、司会からは「福田組のミューズ」と紹介された橋本。「毎回、現場に行くたびに笑って帰るような現場というか、笑いを我慢しなければいけないという日常だった」と福田組の現場の楽しさを吐露。「福田さんの作品にはいくつか出させていただいていますが、初めて主演をやらせていただいた」といい、「“福田組あるある”と言っていいのかわからないですが、ワンシーンしか出ない人たちがすごく豪華。みんなふざけて帰っていく。そのなかで主演はわりと真面目にやらないといけない」と共演者たちが振り切った演技を見せるため、笑いを我慢するのが大変だったと明かした。

シンデレラ役を演じた新木優子
シンデレラ役を演じた新木優子

美しく影のあるシンデレラ役に扮した新木は、福田組に初参戦。「念願の福田組、初参加」と切りだした新木は、「和気あいあいとしている。皆さんが楽しそうに、生き生きとされているのを見て、本当に楽しかったです」とにっこり。「現場に行くのが楽しみで、仕事なんだけれど、仕事じゃないような感覚で帰れる。幸せだなと思いました」としみじみと話していた。

クールな王子様役を演じた岩田剛典
クールな王子様役を演じた岩田剛典

そして国中の女性の憧れるクールな王子様役を演じる岩田は、『新解釈・三國志』(20)に続いて2度目の福田組となった。「王子様役ということで、自分から笑いを取りにいく役ではなかった」と自身の演じた役を紹介した岩田は、「みんながおもしろすぎて、だんだん不安になってくる。普通に芝居していていいのかなという、変なスイッチが入る」と福田組ならではの感覚を味わった様子だ。福田監督は「カッコいい岩ちゃんを頭から最後まで貫き通すことが、僕の目標だった。カッコいいですよ」と岩田の王子様ぶりを絶賛。すると橋本も「あの王子様の格好が似合う人はいない」と惚れ惚れとしていた。

岩田剛典が撮影で着用した王子様の衣装はこちら!
岩田剛典が撮影で着用した王子様の衣装はこちら!

本作に出演する佐藤二朗からサプライズメッセージが届くひと幕もあり、にぎやかなひと時なったこの日のイベント。最後に橋本は「先の読めないストーリで、赤ずきんが事件を解決していく姿は、演じてもすごく楽しくて。赤ずきんと一緒に謎解きをしていただけたら」と願いつつ、「CGや豪華な衣装など、見ているだけで、華やかな明るい気持ちになれる作品」とアピール。福田監督は「僕の作品史上、一番まともな作品」と胸を張っていた。

取材・文/成田おり枝

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