「いい意味で裏切られてすごくおもしろい」「ヤバさよりもエモさを追い求めたドラマ」「せつなくて涙」観客のコメントから迫る怪作『怪物の木こり』の中毒性
まさにハマり役!亀梨和也のサイコ味あふれる表情が怖すぎる…
そんな本作の肝となる主人公の二宮を、抜群のハマりっぷりで演じてみせるのが亀梨和也だ。「亀梨和也のサイコパスの演技がすごすぎて震えた」「なにより亀梨くんの美しすぎるサイコパス演技に魅了された」と、新境地の役どころで新味を発揮する亀梨に寄せられたコメントが並ぶ。
「過度に強い表現をしてしまわないよう、欲望を抑えながら演じました」と亀梨本人がインタビューでも語ったように、持ち前の端整なルックスやクールなイメージを生かしつつ、さりげない目の使い方、血の通わない無の表情といった起伏の少ない演技で、二宮の冷酷さや隠しきれない狂気を表現。
「セリフのないシーンでも表情や仕草で伝わってくる心の揺らぎや違和感。亀梨くんの細やかな芝居にも注目してほしい」
「対極の感情が交錯する様を瞳だけで表現した亀梨和也ブラボー!!」
「亀梨和也氏の目や口元や佇まいでの細かな演技は見事」
「亀梨和也さんの繊細な演技力もあり、悪役かつサイコパスな二宮彰につい感情移入してしまいました」
といったように、繊細な演技に引き込まれたとの声も多く寄せられた。加えて「身体能力の高さと体の使い方、動きにキレがあると表現したらいいのか、亀梨くんのアクションシーンは見応えがある」など、怪物とのバトルで見せた“動の演技”にも絶賛が並んでいた。
殺人鬼以上にヤバいサイコパスとして人生のほとんどの時間を過ごしてきた二宮だが、そんな彼にもあることをきっかけに心の変化が訪れる。そして、業を背負った一人の男の悲しき人生を通じて、人間の感情や心という答えのない領域に、本作は足を踏み入れていく。
「どんなサイコパス野郎かと思って観に行ったけど、かなり人間味を感じられる映画でした。まさか最後にバッグからハンカチを取りだすことになろうとは思わなかった」
「怪物の木こりはせつない愛の物語でした。今年観た映画のなかで一番おもしろい映画でした」
「サイコパスたる非情さと感情豊かに生きる葛藤、後悔、希望、愛情の狭間に揺れる人間ドラマで最後はせつなくて涙」
このように、二宮が辿ることになる結末に思わず涙した人も多かったようだ。