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杏主演&関根光才監督作『かくしごと』公開決定!羊文学の書き下ろし主題歌が響く予告編も

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杏主演&関根光才監督作『かくしごと』公開決定!羊文学の書き下ろし主題歌が響く予告編も

『生きてるだけで、愛。』(18)で長編監督デビューをはたした映像クリエイター、関根光才の2作目となる映画『かくしごと』が6月7日(金)より公開されることが決定。このたび、本作のポスター、予告編が解禁となった。

【写真を見る】羊文学が描き下ろした主題歌とともに予告編映像も解禁に
【写真を見る】羊文学が描き下ろした主題歌とともに予告編映像も解禁に[c]2024「かくしごと」製作委員会

本作は、1つの嘘をきっかけに、それぞれのかくしごとが明らかになっていく様子を描くヒューマンミステリー。原作は、ミステリー作家の北國浩二による「噓」。長年確執のあった父親の認知症の介護のため、田舎へ戻った主人公の千紗子(杏)は、ある日、事故で記憶を失った少年を助ける。少年に虐待の痕を見つけた千紗子は、少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めることに。1つの嘘から始まった疑似親子はやがて、本物の親子のようになっていくが、そんな幸せは長くは続かなかった。

主演は、『キングダム 運命の炎』(23)、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(23)などの杏。「いまの自分だからこそ、演じることができる」と、深い母性を芝居を超えて体現し、鮮烈に見る者の心に焼き付ける。また、父の孝蔵役は奥田瑛二。認知症を患い、娘のことすら忘れ、日に日に別人のように衰えてゆく姿を、静かながら胸に迫る演技で圧倒する。そして、少年役の中須翔真ほか、安藤政信、佐津川愛美、酒向芳と実力派俳優らが脇を固める。

今回解禁となったのは決意の気持ちが感じられるポスタービジュアル。本編の撮影中に撮り下ろした写真が使用されており、杏演じる千紗子が少年をぎゅっと抱きしめている。覚悟を決めたような力強い瞳が印象的な1枚だ。

また、かくしごとがちりばめられた予告編も解禁に。羊文学による描きおろした主題歌「tears」とともに映しだされていく映像には、事故をきっかけに、虐待を受けた少年を守る千紗子の姿が。連れ帰った少年の体に虐待の痕を見つけ、匿うことを決めることに。久江(佐津川)は保護に反対するが、千紗子の決意は揺らがない。目覚めた少年に決意の宿る眼差しを向ける千紗子が「あなたはわたしの子どもなの」と少年に“嘘”をつくと、少年は微笑みを浮かべ「お母さん」と千紗子に呼びかける。認知症の孝蔵と3人、まるで家族のように過ごすなか、そこに少年の父(安藤)が現れ、急展開を迎えていく。そして、なにかを隠すようなそぶりを見せる少年、「お前が隠した」と千紗子に詰め寄る孝蔵、海の中「ジュン!」と叫ぶ千紗子が映しだされ、物語の謎が深まる映像となった。

少年に隠された秘密、思い出してはいけない過去とはなんなのだろうか?それぞれの「かくしごと」の導く結末をぜひ映画館で確かめてほしい。

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