恒松祐里&工藤孝生を映した本編映像公開『コットンテール』恒松は「確かにそこにある愛を感じ取ることのできる作品」

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恒松祐里&工藤孝生を映した本編映像公開『コットンテール』恒松は「確かにそこにある愛を感じ取ることのできる作品」

<キャスト、スタッフコメント>

●恒松祐里(青年期の明子役)

Q. 脚本を読んだ時の感想

「静かな物語だけれど、大きな感情が渦巻いている作品だなと思いました。家族のなかで決して口に出すことはないけれど、確かにそこにある愛を感じ取ることのできる作品です」

Q.パトリック・ディキンソン監督の演出について

「パトリック監督は常にナチュラルな状態で現場に居させてくださいました。撮影中に生まれる雰囲気を大切にされていて、繊細にシーンを創り上げていく過程が心地良かったです」

Q.本作の魅力、メッセージ

「時間が経っても色褪せることのない愛、楽しかった家族での記憶はまた次の世代にも受け継がれていく。どんなに悲しいことがあっても、記憶さえあれば、誰かが覚えていてくれれば、またあの日に戻ることができる。心に真っ直ぐ届く作品です。映画館でお待ちしています」

●工藤孝生(青年期の兼三郎役)

Q. 脚本を読んだ時の感想

「監督は日本の文化をとても好きな方なんだと感じました。僕は海外に出たことが無いので客観的に日本のことを見ることが無かったのですが、脚本から日本に住んでいたら気付けない他国の人から映る日本人の姿が描かれていてとても興味深く思いました」

Q.パトリック・ディキンソン監督の演出について

「初めての国外との撮影に加えて名だたる俳優の方々との撮影でとても緊張していました。役が決まった後も、撮影が始まるまでずっと緊張していました。その緊張に耐えかねてパトリックに『何故僕を選んでくれたのか』と聞きました。その時に彼は『ほかの人は関係ないよ。貴方が受かったんだから。自信を持って。やりたいように。大丈夫。分かった?』と言ってくれたんです。そこから自分に自信が持て積極的に撮影に臨むことができました。この言葉は今も新しい撮影に臨むたびに思い出し、心の支えになっています」

Q.本作の魅力、メッセージ

「2021年に撮影して数年経ち劇場で観ていただけることを本当に嬉しく思います。家族は一番近いようで友人や恋人より複雑で実は知らないことが沢山あり、血がつながってても赤の他人に思うこともあると思います」


文/山崎伸子

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