本日猫の日!『クワイエット・プレイス:DAY 1』緊迫の場面写真でキーマン&キーにゃんが初お披露目
「決して音を立ててはいけない」といういまだかつてないスリルに満ちた設定に観客たちも息を殺し、映画館から“音”が消える新現象を巻き起こしたサバイバル・ホラーシリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』。本作が6月28日(金)に日米同時公開されることが決定。このたび2月22日=猫の日にあわせ、本作の“キーマン”&“キーにゃん”の姿を捉えた場面写真やポスタービジュアルが解禁された。
突如出現した、“音”に反応してそのすべてに襲い掛かる“なにか”。そんな謎の生命体に支配され崩壊した世界を舞台に、“沈黙”を守り生存を試みる家族の姿を描く同シリーズ。世界が沈黙した日“DAY 1”を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市ニューヨークへと移り変わり、阿鼻叫喚の群衆、そして彼らの日常が破壊されてゆく様子が描かれる。これまで語られてこなかった“なにか”の襲来を映しだすことで、作品はディザスター映画の要素を帯び、圧倒的なスケールアップをはたしている。
主人公の女性役には、『それでも夜は明ける』(14)にて第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞、ホラー映画『アス』(19)では2役を演じ分けるなど、ドラマ性が高い作品からホラー映画まで幅広い演技に定評があるルピタ・ニョンゴ。彼女とともに“なにか”の脅威から逃れることとなるキャラクターには、世界的大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のシーズン4に出演し、知名度を一気に上昇させたいま最注目の俳優ジョセフ・クイン。
ほかにもシリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21)にも登場した本シリーズのキーマン、ジャイモン・フンスーなど実力派キャストが脇を固める。メガホンをとるのはニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』(22)で注目を浴びた新鋭監督マイケル・サルノスキ。また、前2作の監督を務め、記念すべき1作目では実生活でもパートナーであるエミリー・ブラント演じる主人公の夫役として出演したジョン・クラシンスキーも本作ではプロデューサーとして製作陣に名を連ねている。
猫の日に解禁されたのは、2枚の場面写真だ。主人公の女性(ニョンゴ)と生存者の男性(クイン)が恐る恐る暗闇を懐中電灯で照らしているが、なんと彼女のトートバッグからひっそりと顔を覗かせているのは猫ちゃん。決して音を立ててはいけない状況のなか、この愛らしい生物は主人公にとってハンデとなるのか、はたまたピンチを救う救世主となるのか。確実に本作の“キーにゃん”となりうるだろう存在に注目だ。
そしてもう一方のカットでは、本シリーズのキーマンである男性(フンスー)が主人公の口を覆い、声を抑えるよう指示する姿が映しだされている。 “なにか”の襲来により命の危険にさらされている絶望的な世界で、ニョンゴ演じる主人公が、“音を消すこと”こそ、この絶望を生き抜く唯一の方法であることに気づかされる。そんなシリーズを通してのターニングポイントとなり得る重要なカットだ。
あわせて日本版ティザーポスターも到着。「世界は“その日”沈黙した」と大きく掲げられたビジュアルには、大都市ニューヨークを舞台に阿鼻叫喚の群衆のなか1人立ちすくみ、息を殺そうと口を押さえる主人公の姿が描かれ、いまだかつてないスケールで襲い掛かる絶望を感じ取れる仕上がりとなっている。
また、猫ミームの<『クワイエット・プレイス:DAY 1』バージョン>を公式SNSにて展開中。本作のもう1人の主人公ともいえる猫の活躍をリポストで応援できるという。詳しくは『クワイエット・プレイス』公式X(旧Twitter)をチェック。
世界が沈黙した日“DAY 1”を、シリーズを凌駕するスケールと恐怖で描きだす『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、シリーズで初めて日米同時公開される。ぜひ全世界同タイミングで、圧倒的絶望の“その日”を映画館で体感していただきたい。
文/山崎伸子