「すべてが本物志向」歴史ファンや“将軍”を演じた俳優も絶賛!「SHOGUN 将軍」がもたらす戦国ドラマの新たな可能性
真田広之ら実力派俳優たちの演技が、物語にさらなる深みを与える
プロデューサーとしても製作に携わった真田は並々ならぬ想いで撮影に臨んでおり、ジャパンプレミアでの「多くのスタッフ、キャストの情熱の結晶を観ていただける日が来て、とてもうれしく思っています」という言葉にもその強い気持ちが表れていた。ハリウッド進出のきっかけとなった『ラスト サムライ』では、日本人から見て不自然な描写にならないように積極的に意見を伝えるスーパーバイザー的な役割もこなしていたとか。それから約20年が経ち、劇中の虎永さながらのリーダーシップを本作で発揮。「日本から海外の作品に飛び込んでくれたキャストや時代劇のスペシャリストであるクルーたちの才能をいかに最大限に引き出すかが自分の仕事だと考え、現場で一緒に戦って参りました」とも語っている。
そんな真田の熱演はもちろん、プロデューサーとしての手腕を推す声も多く、ユーザーからは「日本を描いた近年の海外作品のなかで最も真摯に作り上げられていると感じた」「真田広之をはじめとしたキャストの演技や所作もとても美しく引き込まれてしまった」といったコメントが見られる。
さらに、「いろいろな場面で細部までこだわって創ったのがわかる真田広之さんの圧倒的な存在感。浅野(忠信)さんをはじめ共演者の方たちのすばらしい演技」のように、脇を固めるキャスト陣を讃える声も届いている。「浅野忠信さんの樫木藪重の演技が魅力的で引き込まれた」や「平(岳大)さんのクレバーな敵役にグッとくるし、西岡(徳馬)さんの安心感が心地よい!浅野さんのワイルドな野心家っぷりもなかなか~。実力派ぞろいで豪華」などなど。
「日本が正しく描かれている」ことに言及するコメントも。「個人的に印象が強かったのは、女性の歩き方です。“あの時代の身分の高い女性の所作”としてすばらしく、文化監修や演技指導がいかに仔細に行き届いているか伝わるシーンでした」「武家や奥方様の衣装はもちろんすばらしかったのですか、身分が高くない市井の人々の衣装の“よごれ”もすごくリアルに感じました」と大絶賛。真田らの作品に懸けた情熱がしっかりと視聴者に届いている。
これらの“日本らしさ”については、「複雑な日本の封建社会の先に、俳優たちのすばらしい演技と圧倒的な映像美に出会えるだろう」(Empire Magazine)、「女たちの華麗なる句会と、男たちの血生臭い戦いが実に見事に共存しながらも、激しい展開で魅了する」(Decider)など海外でも高く評価されているようだ。
初回配信から大勢の映画、ドラマファンを魅了している「SHOGUN 将軍」。「早く続きが観たい!」という声も多く、全10話で展開される虎永たちの物語にますます期待がかかる!