4度目のコミコン参加が迫るマッツ・ミケルセン!名場面&コメントから“北欧の至宝”の神対応をプレイバック

イベント コラム

4度目のコミコン参加が迫るマッツ・ミケルセン!名場面&コメントから“北欧の至宝”の神対応をプレイバック

ロックスターのようにファンを熱狂させた大阪コミコン2023

大阪で初開催となった大阪コミコン2023。大阪でのミケルセンの人気ぶりも絶大で、セレブステージが開場してすぐに観覧スペースが埋まったのはもちろん、その後ろのフードエリア後方までぎっしりと大勢のファンが押し寄せていた。大歓声に迎えられて登場したミケルセンは、胸の前で手を合わせてお辞儀をしたり、指ハートを作ったり、投げキッスをしながらその熱狂に応えており、その様子はさながらロックスターのライブのようだった。

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でのエピソードも明かしてくれた
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でのエピソードも明かしてくれた

この頃はメインヴィランの科学者フォラーを演じた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(23)の公開が約2か月後に控えていたこともあり、本作に関するエピソードもトピックに。ハリソン・フォードと初対面した時、フォードはすでにインディのおなじみのコスチュームと鞭を持っていたそうで、「“インディ・ジョーンズ”まさにその人に会ったという感覚でした!」と興奮気味に振り返っていた。ちなみに、ミケルセン登壇前には予告映像がスクリーンに映しだされ、フォラーが登場した瞬間に会場から「はぁ~」とうっとりした声が漏れ、インディにフォラーが殴られるシーンでは悲鳴も。少なくとも会場では、主人公のインディではなく、悪役のフォラー推し!という人が大半だったと思う。

完全に指ハートを自分のものにしてしまったミケルセン
完全に指ハートを自分のものにしてしまったミケルセン

デンマーク語で「愛しています」を教えてくれた東京コミコン2023

大阪コミコン2023から約半年後の東京コミコン2023。ミケルセン登壇のイベントは、事前にファンから集った質問によるQ&Aで進行され、「マッツさんがダンディでセクシーなのは生まれつきですか?心掛けていることはありますか?」という問いに、「特に意識はしていませんが年齢を重ねるごとに服に気を遣うようになりました」と回答。すかさずMCから「なにかダンディなポーズを取っていただけないですか?」と無茶ぶりされると、まさかの「考える人」のポーズを取ってユーモラスに返していた。さらに、ステージの最後に「デンマーク語で『マッツさん大好き!』と伝えたいです」というファンからのお願いがあり、デンマーク語で「愛しています」を意味する「Jeg elsker dig(ヤイ エルスカ ダイ)」をミケルセンが一語一句丁寧にレクチャー。ファンたちが「ヤイ エルスカ ダイ」と一斉に唱和する光景を見て、照れながら微笑んでいた。


最終日のクロージングにも、クリストファー・ロイド、ユアン・マクレガー、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、エヴァンジェリン・リリーらと共に登壇。カンバーバッチやヒドルストンと肩を組み、和気あいあいとする様子にファンが沸くなか、ヨーロッパ映画賞で『The Promised Land(原題)』(23)に主演したミケルセンが男優賞を受賞したことを発表。会場全体がうれしいニュースを祝う大きな拍手で包まれるなど、いかにミケルセンがコミコンやファンから愛されているかが伝わってくるシーンだった。

大阪コミコン2023、東京コミコン2023に続いて大阪コミコン2024にも参戦!
大阪コミコン2023、東京コミコン2023に続いて大阪コミコン2024にも参戦!Photo by Greg Williams

いよいよ目前に迫った大阪コミコン2024。今年はどんな熱いファンサービスで会場を盛り上げてくれるのか?イベントに参加するファンはぜひ、ステージに立つマッツ・ミケルセンの一挙手一投足をその目に焼き付けてほしい!

文/平尾嘉浩

関連作品