「彼の愛と音楽はずっと生き続ける」“究極仕様”のプレミアムシアターで楽しんだ観客に聞いた『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観るべき理由
ボブ・マーリーの名曲に浸っていたい
本作の見どころの一つと言えば、「One Love」「No Woman, No Cry」といった名曲の数々。ライブシーンではボブ・マーリー本人の歌声が使用されており、興奮必至だ。
「『エクソダス』の初セッションシーンでは思わずリズムにノッてしまう。帰り道はボブ・マーリーの曲を聞いて帰りたくなる!
「ボブ・マーリーは何度か聴いたことがあったけど、映像で歌詞を観て、改めて感動です」
「知らない曲もあったけど、曲ができた背景を知るとより深く感じる。しばらくボブ・マーリーの曲で余韻に浸ろう」
「今こそ聴きたい音楽に込められたメッセージ『Everything's gonna be alright (すべてはうまくいく、きっと大丈夫)。極上の音楽体験にやられました」
ボブ・マーリーの純粋な心がレゲエの音楽につながってたのに感動!『エクソダス』もじっくり聴きたい」
という感想からもわかるように、劇中の楽曲はきっとたくさんの人の心と耳に残ることだろう。
ボブを支える妻リタの包容力と寛大さ
子どもから大人まで、多くの人に愛されたボブ・マーリーの人となりやクールなファッションはいま見てもかっこいい!また、愛人やその子どもとの暮らしに悩みながらボブを支える妻リタへの共感も多かった。
「富や名誉ではなく、自分らしく生きている姿がカッコいい。そして“使命感”を持つ者は強い」
「『国民は生き残ると思いますか?』というインタビューで笑いながら『生き残るしか道は無いだろ』と言う姿が忘れられない」
様々な苦しみを抱きながらレゲエと共に“救世主”として確立していくさまは、最高にかっこよく美しいと憧れる
ボブ・マーリーの懐の深さやジャマイカへの敬愛のような崇高な部分と、嫉妬したり人間くさい部分も見られてよかった。ロンドン滞在中のボブの革ジャンと、ピンクのリネンぽいコート×黒タートル×2連ネックレスのリタの服装がすごく好みでした
「奥さんであるリタさんの包容力、寛大さもすごい!葛藤が大きかった人ほど、たくさんの魂を動かせると思った」
「歌で世界を変えて1つにつなげようとした彼の生き様が素晴らしすぎる。個人的にはリタがボブのドレッドヘアを洗うシーンが好き」
といった感想は、レゲエカルチャーや夫婦のドラマが魅力的であることの証拠だ。
またボブ・マーリーというプレッシャーのかかる役を引き受けたキングズリー・ベン=アディルにも称賛の声が寄せられた。
「キングズリー・ベン=アディル演じるボブ・マーリーが色男すぎる!」
「主演俳優がボブ・マーリーに激似なのだが、話し言葉がもうまんまレゲエなんですよ」
「ボブマーリーの人柄、平和を求める姿をキングズリー・ベン=アディルがとてもよく演じてます