ジャッキー・チェン、来日中に語ったファンのためできる“ただ一つ”のこと「1年に1本作品を撮って、皆さんにお見せする」
「僕は本当に皆さんを愛しています」(ジャッキー)
インタビューの最後には、「ジャッキー・チェンは長年の憧れであり神様のような方」と話す石黒から、その想いを伝えてもらい、日本のファンを代表してジャッキーからファンへのメッセージを聞いてもらった。ジャッキーは、「何十年来ずっと離れず、ずっと応援してくださっていて、心から感謝申し上げます」と日本のファンへの感謝を述べつつ、自身が長年応援し続けてくれるファンに向けて、“ただ一つ”できることを満面の笑みで語ってくれた。
ジャッキー「皆さんからたくさんのエネルギー、力をもらい、皆さんのおかげで私も若返りすることができました。また、日本の皆さんは、私が作っているチャリティ基金にいつも募金を送ってきてくれるんです。皆さんのこういった気持ちにどう感謝したらいいのかといつも悩んでいます。一人一人に『ありがとう』と言って回ることはできない。なので、僕にできることは一つしかないわけです。
それは、1年に1本作品を撮って、これを皆さんにお見せすること。それによって、皆さんへの感謝の気持ちを表す。そういうことをやるしかないと思っています。これからは、撮れるところまで映画を撮りたいと思っていますし、僕自身これまでと異なるイメージ、異なるキャラクター、異なるジャッキー・チェンを年に1度皆さんお見せしたいと思っています。ぜひ、皆さんのメディアを通して、いまのメッセージを世界中の皆さんにも届けてもらえたらと思います。僕は本当に皆さんを愛しています。ありがとうございました」
取材・文/石井誠
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