『インサイド・ヘッド2』で来日中!ピクサーの重要人物、ピート・ドクターのキャリアがすごすぎる

コラム

『インサイド・ヘッド2』で来日中!ピクサーの重要人物、ピート・ドクターのキャリアがすごすぎる

“大人の感情”たちが登場する『インサイド・ヘッド2』

【写真を見る】日本人クリエイターも参加!“大人の感情たち”のキャラクターデザインがかわいすぎる(『インサイド・ヘッド2』)
【写真を見る】日本人クリエイターも参加!“大人の感情たち”のキャラクターデザインがかわいすぎる(『インサイド・ヘッド2』)[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

最新作では小学生だったライリーが、高校入学を控えたティーンエイジャーへと成長。引っ越してきた環境にもすっかり慣れ、家族や親友たちと共に毎日を楽しく過ごしていたのだが、ある日突然、彼女の頭の中に、新たな“大人の感情”たち――最悪の将来を想像しては、必要以上に準備してしまうシンパイ、いつも周りの誰かをうらやんでいるイイナー、常にスマホ片手に退屈で無気力なポーズを見せるダリィ、いつもモジモジしている恥ずかしがり屋のハズカシの4人が現れる。ライリーを幼いころから見守ってきた5つの感情たちが、いわば人間の核となる本能的な感情であるのに対し、新たに登場した4つの感情たちは、思春期特有の他者との関係から生まれるものであることが大きなポイント。シンパイ率いる大人の感情たちによって、司令部から追放されてしまったヨロコビたちが、未知の感情の嵐に翻弄されるライリーを救うために、力を合わせて冒険の旅を繰り広げる。


将来への期待と不安が押し寄せる、13歳のライリー(『インサイド・ヘッド2』)
将来への期待と不安が押し寄せる、13歳のライリー(『インサイド・ヘッド2』)[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

人間にはいろいろな感情があり、どの感情も必要で、大事なものだと教えてくれた前作に続き、今作に込められたメッセージは、過去の失敗も欠点もすべてひっくるめて、いまの自分を前向きに受け入れることの大切さ。エモーショナルで美しい物語はきっと、人生の転機や、いくつもの挫折を経験してきた大人の心にこそ響くはずだ。

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