『ミライヘキミト。』で「本当の家族のようになれた!」川島鈴遥、西田尚美、斉藤陽一郎、ウエダアツシ監督が語る舞台裏 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ミライヘキミト。』で「本当の家族のようになれた!」川島鈴遥、西田尚美、斉藤陽一郎、ウエダアツシ監督が語る舞台裏

インタビュー

『ミライヘキミト。』で「本当の家族のようになれた!」川島鈴遥、西田尚美、斉藤陽一郎、ウエダアツシ監督が語る舞台裏

「会話も本番のまま続いていく感じで、本物の家族のようでした」(ウエダ)

――ヒロインたちのターニングポイントと“青春”を描くほか、各話に登場する渡利家の皆さんが食卓を囲むシーンも印象的でした。今回はらゆうこさんがフードコーディネーターとして入っていて、どの料理も実においしそうです。皆さんのお気に入りのメニューを教えてください。

キャスト陣から大人気だった釜揚げシラス丼
キャスト陣から大人気だった釜揚げシラス丼[c]2024マイナビ

斉藤「本当にどれもおいしくて、撮影が終わってもその場を離れなかったです。全部たいらげて、お昼休憩でのお弁当もおいしくてさらに食べる、みたいな。でも食が家族をどんどんつなげてくれたなと思います」

川島「私は最初の食事シーンで出てきたシラス丼が一番印象に残っています。どういうアングルで撮ればおいしそうに映るのかと研究されていて、その間に家族みんなで談笑できて仲良くなれました。最初は緊張していたけど、シラス丼をひと口食べたら本当においしくて。確かにカットがかかっても食べ続け、そこで家族になれた気がします」

【写真を見る】見た目が美しく、揚げる音も食欲をそそる金目鯛の松笠焼。“松ぼっくり”に見立てた逸品
【写真を見る】見た目が美しく、揚げる音も食欲をそそる金目鯛の松笠焼。“松ぼっくり”に見立てた逸品[c]2024マイナビ

斉藤「おいしいものを共有するだけで、つながりができるもんね。僕は一つ答えるとしたら松笠焼です。いままで食べたことがなかったし、味も食感も含めてとてもいい体験ができました。熱い油をかけたときの音もおいしそうすぎてヤバかったです!」

西田「娘たちが油をかけてくれましたよね」

川島「本当に熱かったです(笑)」

ウエダ監督「すいません(笑)」

斉藤「でも、子どもたちがやってくれちゃうところが贅沢でよかったです」

こだわって撮影されたおいしそうな食事
こだわって撮影されたおいしそうな食事[c]2024マイナビ

西田「撮影しながら、映画に匂いが映ればいいのにと思いました!ご飯が炊ける匂いや野菜を茹でた時の匂いなども本当においしそうだったから。それで実際に映像を観てみたら、本当においしそうに映っていたので、現場でこだわって、何度も何度も撮った甲斐があったなと思いました」

斉藤「アハハ!撮影が押したと伝えたかった?」

全員「アハハハ!」

揚げたてのかき揚げもおいしそう
揚げたてのかき揚げもおいしそう[c]2024マイナビ

西田「ほめているんです(笑)。例えばリアルな湯気を狙って撮っていたメニューもありましたが、時間の都合でそこまでできる現場とできない現場があると思うんです。今回のウエダ組は、そこにこだわられて撮っていたと思います」

――ウエダ監督は、皆さんがあまりにも楽しそうに食べているので、カットをかけづらかったそうですね。

ウエダ監督「もちろんカットをかけるんですけど、皆さん食べ続けるんです(笑)」

川島「次のシーンもあるのに、延々と食べちゃってました」

ウエダ監督「会話も本番のまま続いていく感じで、本物の家族のようでした(笑)」

「朝食は王様のように、夕食は貧民のように」を食事のモットーにしている渡利家の朝食のシーン
「朝食は王様のように、夕食は貧民のように」を食事のモットーにしている渡利家の朝食のシーン[c]2024マイナビ


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