BE:FIRSTのSOTAとMANATOが、初めて東京ドームに立った日を振り返る。次なるステージは「いい意味でもうストーリーには頼れない」
「(次のドームツアーは)ガラッとひと皮もふた皮もむけた、新しい音楽的なBE:FIRSTが見られるライブになる」(SOTA)
――12月のドームツアーでは、どんな成長を期待していてほしいですか。
SOTA「前回のドームは、オーディションからの“Road to Dome”というか、ストーリーへの感情移入がすごかったと思うんです。どうすれば感動してくれるか、歩いてきた道のりを思い返してくれるかを考えてセトリも組んだし、実際、人生で1回きりのライブになったし。でもその道には一度終止符を打ったので、次のドームからはマジで音楽勝負。制作、ライブ演出、セトリの一つ一つ、いい意味でもうストーリーには頼れないので、ガラッとひと皮もふた皮もむけた、新しい音楽的なBE:FIRSTが見られるライブになると感じています」
――最後に、皆さんが企画・撮影してBE:FIRSTの映画を作るなら、どこに行ってどんなことをしますか?
MANATO「僕がずっと言ってるのは、やっぱりみんな、メンバーの実家に1回行くべきだと」
SOTA「俺の家はよく来るよね」
MANATO「LEOくんの実家にも1回、お邪魔させていただきました。実家ツアームービーを撮りたいです」
SOTA「いやあ…誰も観ないなあ。フライヤー、全部親でしょ?(笑)」
MANATO「めっちゃいいじゃん!うちの実家だったら海がめっちゃ近いから絶対に行って、親の手料理も食べてもらって…それ以外はなんもないな」
SOTA「武者修行は?海外行って制作したり、ダンスレッスン受けたり。旅行を兼ねての動画が撮れたらめちゃくちゃおもしろい気がする」
MANATO「じゃあ、それの最後に実家行く?」
SOTA「めっちゃ実家行きたがるやん(笑)」
MANATO「海外で修行して、日本帰ってきて、最後は俺のおばあちゃんち」
SOTA「えー。お前んちしか行かないじゃん」
MANATO「だって、実家に行って俺の親を知るわけじゃん。そうしたら、俺の親のルーツが気になるじゃん?」
SOTA「そんなん言い出したら、親の母校の恩師とかどんどん出てくる(笑)」
MANATO「最後はもう、知らない農園のおじさんとかまで数珠繋ぎ」
SOTA「それはめっちゃおもろいわ(笑)」
取材・文/新亜希子
※日高光啓の「高」ははしごだかが正式表記