BE:FIRSTのSOTAとMANATOが、初めて東京ドームに立った日を振り返る。次なるステージは「いい意味でもうストーリーには頼れない」
「どれだけ垢抜けても、やっぱりSOTAのこの笑顔は変わらない」(MANATO)
――お2人のことも教えてください。長い付き合いになってきましたが、お互いの変わらないところは?
SOTA「マジでなにも変わってない…。MANATOは、このままです。いい意味で、頭おかしい(笑)」
MANATO「うちはみんなそれぞれ、ジャンルが違うおかしさのトップに君臨してる」
SOTA「ほかに変わらないところは、無駄遣いしないけど、ほしいものにはちゃんとお金をかけるところ。『そこは使うんだ』みたいな」
MANATO「うん。アーティストのTシャツとかアクセサリーは、どんなに高くても自分が納得できるものなら買う。あとは家にいる時間を安心できるものにしたいから、家の中のものにはお金をかけるかな」
――SOTAさんの変わらないところは?
MANATO「どれだけ垢抜けても、やっぱりこの笑顔は変わらない」
SOTA「垢抜けてないってことじゃん(笑)」
MANATO「あと、僕ら7人はそれぞれ性格も違って、個性が強いわけなんですけど、絶対にまとまらなきゃいけない時、ここ外せないなって時に、しっかり手綱を引き締めてくれている感じは変わらないです」
SOTA「それ、でっかく書いてください!(笑)」
――ライブにおいて、お互いの頼りになるところは?
MANATO「あげてくれるところ。MCの1発目とか。さっき言った変わらないところとも繋がるんだけど、『ここは絶対に決めたほうがいい』『ここ重要だぞ』ってところを、100点以上で決めてくれる」
SOTA「めっちゃ褒めるやん。“100点以上”って言葉、普段使う?」
MANATO「まぁ、1000点中だけど(笑)。プレッシャーもありそうだけどね。絶対にあると思う」
SOTA「プレッシャー、あるよ。ライブが始まる前は(ごねて)『も~やだ~』みたいな。ただ始まっちゃえば、なぜか大丈夫なんですけどね」
MANATO「俺の頼りになるとこは?難しいよね、いっぱいあるから」
SOTA「まじめに言うと、俺とかRYOKIはすごくはみ出るんですよ、ライブで。でもMANATOは本当に原曲に忠実。だけどライブ感も大事にする。そのバランスをMANATOが常に保ってくれているおかげで、BE:FIRSTを総合的に見た時の完成度が担保されているし、中心で整えてくれている存在だと思います」
MANATO「(拍手して)最高です。自分がライブで意識しているところの一つがマジでこれで、言い当ててくれた。僕らは生歌だからこそ、その時のテンションとバイブスで、いい意味でも悪い意味でもどこまでもいけちゃうんですよ。でも、7人全員がはみ出ちゃうと本当にバラバラになっちゃう。もちろん、崩れていい楽曲もパートもあるんです。でも、レコーディングしたなかでもベストなものをリリースしているわけだから、質という意味ではライブも原曲に近づけたい。僕はそういう想いがあるんですよね」