2度のアカデミー賞主演男優賞に輝き、世界三大映画祭すべてで男優賞を受賞している名優ショーン・ペンと、「フィフティ・シェイズ」シリーズで大ブレイクを果たしたダコタ・ジョンソンが共演する『ドライブ・イン・マンハッタン』が2025年2月14日(金)より公開されることが決定。このたびポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
本作は、真夜中にジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンへと向かうタクシーで繰り広げられる、完全二人芝居の会話劇。シニカルなジョークで車内を和ます運転手と、空港から乗り込んだ一人の女性は、なぜだか波長が合い会話が弾む。2度の結婚を経験し幸せも失敗も経てきた運転手と、プログラマーとしてキャリアを築いてきた女性。もう二度と会うことのない関係だからこそ、お互いの本音を打ち明けていく2人。やがて女性は、誰にも打ち明けられなかった秘密を告白しはじめる。
メガホンをとったのは『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(11月22日公開)の脚本家で、自ら執筆した本作の脚本でThe Black ListのTOP3に選出されたことで一躍注目を集めた劇作家クリスティ・ホール。その高いアート性と優れた観察眼に魅了されたジョンソンは、本作の主演を熱望し製作も兼任。そんなジョンソンから相手役に推薦されたペンも、長らく映画出演に消極的な姿勢だったが脚本を読んで出演を即決した。
このたび解禁されたポスタービジュアルには、親子ほど歳の離れた女性客と運転手それぞれの横顔がデザイン。また、あわせて解禁された4枚の場面写真には真夜中のニューヨークを走るタクシーに乗り込んだ2人の姿と、車外でそれぞれが穏やかな笑みを浮かべている様子などが切り取られている。ワンシチュエーションのなかで展開する珠玉のヒューマンドラマの到来を期待しながら、さらなる続報を待とう。
文/久保田 和馬