「【推しの子】」星野ルビー役で輝きを放つ!齊藤なぎさがコミック実写化作品で見せる存在感
赤坂アカと横槍メンゴのタッグによる漫画「【推しの子】」。2020年に週刊ヤングジャンプにて連載がスタートした本作は今年11月に完結、テレビアニメ化されただけでなく舞台版も制作されるなど、メディアミックスで人気を拡大中だ。Amazon Prime Videoにて独占配信中の実写ドラマも、想像以上のクオリティの高さで肯定的な声を多く集めており、その続きとなる実写映画『【推しの子】-The Final Act-』が12月20日に満を持して公開された。
伝説的アイドル、星野アイの子どもとして主人公が転生するファンタジックな設定とショッキングな描写も厭わないサスペンス要素、芸能界という複雑な世界に切り込むほかに類を見ない斬新なストーリーが特長の「【推しの子】」。その実写ドラマ&映画化となる本プロジェクトにおいて、ルビーこと星野ルビーを演じているのが齊藤なぎさだ。
アイドルから俳優へ。活躍の場を広げる齊藤なぎさとは?
推しのアイドルだったアイ(齋藤飛鳥)の息子、アクア(櫻井海音)として転生した雨宮吾郎(成田凌)が、母親を殺した犯人を追い、復讐に身を捧げていく姿を描く本作。ルビーは、アクアの双子の妹で、亡き母アイのようなアイドルになることを目指す少女。アイドルグループ「B小町」で不動のセンターを務めた母のあとを追い、新たな仲間と共に新生「B小町」を結成する。
普段は裏表がなく天真爛漫なルビーだが、前世で慕っていた「せんせ」こと吾郎の死を知り、芸能界にいる黒幕を探しだして復讐するという目的を抱いてからは一変。そこには、純真無垢にアイドルを目指していたルビーの姿はなく、両目に“暗い星”を宿すように。映画では、前世の因縁や過密すぎるスケジュールによって精神が限界を迎え、明るくない面も見せることになる。
そんなルビーを演じる齊藤といえば、2017年に指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE」のメンバーとして芸能界デビュー。2023年1月にグループを卒業して以降は俳優として目覚ましく活躍している。大きな目と透き通るような肌でビジュアルを絶賛されがちな齊藤だが、その美貌の裏にはストイックな努力あり。「写真に映った自分にショックを受けたり、遺伝子検査で人より太りやすい体質だということがわかったりして、これはちょっと絞らなきゃいけないな」と思ったことをきっかけに、食事制限をしているのだそうだ。特に、そのことが話題になったのはグループ在籍中に出演したドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」での役に向けて3〜4kg落としたとのエピソード。「運動しても食べたら太ってしまうんです。本当に人より吸収しやすくて。なのでとにかく食べ物には気をつけました」と話していた。