久間田琳加、なえなの、山下幸輝が出演!『見える子ちゃん』で主人公を取り巻く学園の仲間たちに

久間田琳加、なえなの、山下幸輝が出演!『見える子ちゃん』で主人公を取り巻く学園の仲間たちに

<コメント>

●久間田琳加(百合川ハナ役)

「百合川ハナを演じさせていただきます、久間田琳加です。私自身、実はホラーが大の苦手だったのですが…。監督もホラーが苦手だとお聞きして、ホッとしたことを覚えています。主人公のみこちゃんが霊が見えないフリをするといういままでになかった新しい設定と、私が演じたハナの、霊が取り憑くたびに食欲が増すというユニークなキャラクターで、怖いのに面白い、不思議な映画に出会いました!本当にホラー映画の撮影中!?というくらい明るい現場で、初のホラー作品も楽しみながら撮影できました。今年の夏は青春ホラーで、ドキッと怖いのに笑える体験をしていただけるとうれしいです!」

●なえなの(二暮堂ユリア役)

「二暮堂ユリア役を務めさせていただくなえなのです。はじめに脚本を読み感じた事は、なにコレ!オモシロイ!どうやって撮るんだろう!?ですね。個性の強いキャラクターたちのコミカルさとしっかり怖いホラー、そして青春。こんなにうまく混ざる物なのか!と衝撃を受けたのと同時に、これを実写で撮るってすごく難易度が高そう。と不安も感じました。演じさせていただいたユリアちゃんは破天荒な子だけど、作品の中でどんどん成長していくんです。そんなユリアちゃんや監督、現場のみなさんに背中を押されながら私もこの作品を通して成長させていただいたなと強く感じます。映画館がみなさんの笑いと恐怖の声が溢れているといいなぁ。私も完成が楽しみです。ぜひご覧になってください」

●山下幸輝(権藤昭生役)

「権藤昭生役を演じさせていただきました山下幸輝です。オファーをいただきどの原作のキャラクターなのか聞いたところまさかのオリジナルキャラクターでした(笑)。どれだけ魅力的なキャラクターにするか本読みと現場で監督に意見をいただきながら一緒に考えて昭生を作りあげて撮影は楽しくやらせていただきました。みこと昭生の絡みは特に注目して見て欲しいですし最後には昭生に、そして観ている方に驚きが待っています。お楽しみに!」

●泉朝樹(原作)

「ハナ役の久間田琳加さんは、撮影現場で初めてお会いした際とても落ち着いた印象で、笑顔がとても素敵な方だなと。ハナの天真爛漫な明るさだけでなく、意外といろいろ考えている繊細な一面など、表情や演技を通して“ハナ感”を感じられて印象深かったです。原作で垣間見えるハナの繊細な部分も、久間田さんならではの解釈で新たな形にしてくださるのが本当に楽しみです。スクリーンで生き生きとしたハナに会える日を心待ちにしています!ユリア役のなえなのさんは、とても独特な空気感を持っていて、ふわふわっとした印象が魅力的でした。ショッピングモールのシーンの合間に一人で買い物かごを持って自由にお買い物していて、『おお~ユリアが普通に買い物してる』と思ったのを覚えています。ユリアの生意気さや可愛らしさもなえなのさんの持つ空気感と合わさって魅力的なキャラになっているのではないかと思います。みこたちとの絡みも含めてとても楽しみにしています。昭生役の山下幸輝さんとは現場でご挨拶だけさせていただいたのですがとても気さくな方で、私の持参の台本に最初にサインをお願いさせていただいた時に端っこに小さくサインを書いていて(ほかのキャストさんが後で書きやすいように)とても謙虚な方だなという印象でした。昭生については原作には登場しない映画版のみのキャラですが、みこやハナやユリアの新たな一面を引き出してくれるような役だと思いますのでどうなるのか楽しみです」

●中村義洋(脚本、監督)

「久間田さん演じるハナという役は、とにかく霊にとり憑かれやすい『霊の大好物』という設定なので、そのハナをどうやって助けるか、というのが原さん演じる主人公の基本的なモチベーションであり、この映画のストーリーラインになりますから、とにかく心の底から『助けたい!』と思える人に演じてもらわないとなあ、と思っていたところ、撮影を終えたいま、もしも久間田さんになにか大変なことが起こったら、私も原さんも、そして全スタッフが全力で駆けつけることと思います。本当に久間田さんは、そういう人です。なえなのさんは、あんなにふわふわしていますが、バラしてしまうと、実は裏では相当な努力をしているはずです。そしてそれを現場でいっさい見せないという、私の大好きなタイプの俳優さんだと思いました。ユリアという役は霊媒師に憧れているので、呪術だの祈祷だのいろいろ覚えることが大変で、現場でも10テイク以上は覚悟していましたが、やばい!日が暮れる!という状況のなか、サラッと1発でこなしてしまうなえなのさんに『ありがとうーっ!』と駆け寄ったことも一度や二度ではありません。昭生役の山下さんは長セリフを涼しい顔で演じていただきましたが、ややナルシスティックに見える演技は私が『自分の芝居に酔っている昔の俳優の芝居』という注文をしたためで、決して山下さんが率先してやったものではありません、念のため。それと私、ダンスに疎いので、大変失礼ながら山下さんのダンススキルをあまり存じ上げておらず、ある日、立ち位置の修正をしたら、山下さんの上半身が全くブレずに横移動したので、ちょっとなにが起こったか分からず、『ホラーを撮ってるとこういうことも起こるよな』と心霊現象で片付けてしまいました。ごめんなさい」


文/平尾嘉浩

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