Netflix人気ドラマ「ナルコス」クリエーターが『アメリカン・ギャングスター』の前編TVドラマを企画中
Netflixの人気ドラマ「ナルコス」の共同クリエーター、クリス・ブランカトーが、映画『アメリカン・ギャングスター』(07)を基にした前編ドラマ「ザ・ゴッドファーザー・オブ・ハーレム(原題)」の製作を企画していると、米Screen Dailyが報じている。
本作のストーリーは『アメリカン・ギャングスター』の5年前に設定されており、映画でデンゼル・ワシントンが演じたフランク・ルーカスの親分で、ハーレムの有名なギャングスター“バンピー”ジョンソンの人生を、俳優フォレスト・ウィテカーが演じるそうだ。
「1960年代のハーレムで“バンピー”ジョンソンはマルコムXと仲のいい人物だった。当時の公民権運動とハーレムの犯罪社会の関わりを描き、現代のアメリカの人種問題について、過去を通して見据える機会になる」とクリス・ブランカトーは語った。
既に本作の脚本は完成しており、現在クリス・ブランカトーは米国の人気ラッパー、ケンドリック・ラマーに音楽提供を交渉しているそうだ。【文/小池かおる】
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