ドラマ「anone」で人気急上昇中の清水尋也、映画出演作も止まらない!
坂元裕二のオリジナル脚本のもと、主演の広瀬すずほか演技派俳優が集結した「anone」。本日ついに最終回を迎えるが、同ドラマの中で知名度を上げたのは、ヒロインとかつて同じ施設にいた彦星を演じた清水尋也だ。病を患った青年という難役に挑み、スマホのチャットゲームを介した“声”の演技も含め、その繊細な佇まいに多くの人が魅了された。また、清水は同じ1月期のドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」にも出演。すでに引っ張りだこ状態の彼だが、実はドラマのみならず出演映画も豊富!ドラマで気になった人は映画もチェックしておこう。
ドS&チャラ男、濃いキャラクターにも挑戦
清水の演技をすぐに観たい!という人におススメなのが、現在公開中の『ちはやふる -結び-』。『ちはやふる -上の句-』(16)『ちはやふる -下の句-』(16)に続いて出演し、本作では競技かるたの名門校・北央学園でエースだった須藤暁人を演じている。“ドSの須藤”と呼ばれるキャラクターとあって、シリーズを通して清水のドSな演技が楽しめる。
また、9月14日(金)公開の『3D彼女 リアルガール』にも出演。中条あやみが主演を務め、リア充美少女と恋愛経験が乏しい男子高校生との恋を描く。清水はこの男子高校生と同じ学校に通う生徒・高梨ミツヤを演じ、イケメンでチャラ男という異色キャラに挑戦。金髪姿など、意外な(!?)清水を堪能できそうだ。
監督も絶賛!ヒロインを支える男子学生役に
そんな中でも、必ず押さえておきたい作品が清水がメイン級で出演する、クライムサスペンス『ミスミソウ』(4月7日公開)。本作は「ハイスコアガール」や「でろでろ」などで知られる人気漫画家・押切蓮介の同名コミックを『ライチ☆光クラブ』(15)の内藤瑛亮監督のメガホンにより実写化する。
清水が演じるのは、学校で壮絶ないじめにあうヒロイン・春花(山田杏奈)の唯一の味方であるクラスメイトの相場晄(みつる)。雪深い田舎町の学校で繰り広げられる目を覆いたくなるような陰湿ないじめに見舞われるヒロインを、清水はシリアスな演技と抜群の存在感で支えていく。内藤監督は彼の演技について「凄く頼もしかった」、「演技に対する姿勢がとても真摯」と絶賛。本作でますます清水の評価がアップすることは間違いなしだ。
主演級からバイプレーヤー的な活躍までの活躍を見せる清水尋也。現在18歳という若さだが、今後の映画界を引っ張っていく逸材だ。ドラマだけではなく、映画での名演を大きなスクリーンで味わってほしい。
文/トライワークス