オカルトの本場・英国から届いた戦慄の心霊ムービーに震える!
暑い夏には“涼しい劇場でホラー映画鑑賞”が打って付け!7月21日(土)公開のイギリス映画『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』は、世界中で“100万人が絶叫した”と言われる大ヒット舞台を映画化した心霊検証ムービーだ。「指輪物語」や「ハリー・ポッター」シリーズなどのファンタジー小説を生みだし、古くから神秘現象や怪異事件が報告されてきた“オカルトの本場”イギリスが物語の舞台。ある心理学教授が3つの超常現象の謎に迫っていく姿を、不気味かつ緊張感あふれる映像でつづっていく。
ニセ霊能力者のトリックを暴いてきた心理学者のフィリップ・グッドマン(アンディ・ナイマン)は、自身がもっとも影響を受けた憧れのキャメロン博士から、3つの超常現象の調査依頼を受ける。
1つ目は、かつて精神病院だった倉庫の夜間警備員マシューズ(ポール・ホワイトハウス)が遭遇した原因不明の停電。2つ目は、両親との関係に問題を抱えた青年リフキンド(アレックス・ロウザー)が、突如道に飛び出した“なにか”を車で轢いてしまったことから始まる奇妙な現象。そして3つ目は、地方の名士プリドル(マーティン・フリーマン)が雪の日に体験した、ある“異変”。
それらの真相調査のために彼らの元を訪れるグッドマンを待ち受けていたのは、信じがたい怪奇現象の数々と、想像を絶する恐怖だった…。
本作の特徴は観る者に緊張や不安を与えるような、ジワジワと迫りくる恐怖。イギリスならではのどんよりとした雲の下、オカルト否定派の主人公グッドマンの目を通して描かれる超常現象の数々は、とにかく不気味!スプラッター映画のような視覚に訴える残酷描写を抑え、身の毛もよだつ陰鬱なエピソードで、観客を“イヤ~な気持ち”にさせるテイストは、日本の怪談や『リング』『呪怨』シリーズに代表されるJホラーの雰囲気にも近い。
また過去のシーンにフィルムで撮られたような映像を使用したり、ドキュメンタリーを思わせるような構成には「ほんとにあった!呪いのビデオ」を彷彿させる怪しさも漂う。最後には思わぬ展開と仕掛けが用意され、その余韻から抜け出せなくなるのだ。
リアリティを感じさせる映像と不気味なムードで世界中を恐怖に陥れた本作。本場の“怪談”の衝撃を味わうと、否定派の人も、幽霊の存在を信じざるを得なくなるかも…!?