ネクストブレイク必至!いまや青春ドラマに欠かせない美少女・恒松祐里
2018年も人気コミックやライトノベルなどを原作とした青春ラブストーリーが続々と公開されている。そんな作品で主人公はもちろん、重要になってくるのが脇を固める実力派&個性派キャストたち。ここ数年、学園ドラマに欠かせない女優として存在感を発揮しているのが恒松祐里だ。
昨年は難聴をきっかけに心を閉ざしてしまうクラリネット奏者役で『ハルチカ』(17)に、金髪の能力者役で『サクラダリセット 前篇/後篇』(17)に出演。一方で、黒沢清監督の『散歩する侵略者』(17)では異彩を放つキャラクターを演じ存在感を示した。正統派美少女から異色キャラまでなんでも演じられるところが彼女の魅力。映画・ドラマ関係者から重宝されるのも当然だろう。
そんな彼女の活躍が見られるのが、TVアニメ化もされた那波マオ原作の少女漫画の実写映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)。同作では佐野勇斗演じるオタク男子の主人公・光と同じ高校に通うありさを演じる。ありさは光の初めての女友達であり、光とつきあうことになる色葉(中条あやみ)のことが好きなミツヤ(清水尋也)に思いを寄せているという、なんとも複雑な関係だ。同作ではアニメ版同様に明るめの色に髪を染め、ありさになりきっている。
また、男子高校生4人組の青春を描く『虹色デイズ』(公開中)でも重要なキャラクターに。恒松演じるまりは、男嫌いで普段は毒舌をはいてばかり。寂しがり屋の彼女は同級生の杏奈(吉川愛)のことが大好き…という設定だ。しかし、次第に中川大志演じるモテ男・まっつんのことが気になっていく。舞台挨拶などのコメントによると、自身とは正反対の性格で難しい役だったようだ。
これらの作品以外にも、この秋に劇場版が公開されるTVドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」で中川大志扮する主人公のいとこで帰国子女の明るく活発な少女・小雨を、1月に公開された『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』では阿知賀女子学院麻雀部の部員でおっとりした性格の松実玄役を演じた。
また、ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」や、伊坂幸太郎原作の映画『アイネクライネナハトムジーク』(19年秋公開)など出演作が多数控えている。これからも目の離せない存在となりそうだ。
文/トライワークス