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劇場版公開直前!いまさら聞けない「七つの大罪」の基礎をおさらい

コラム

劇場版公開直前!いまさら聞けない「七つの大罪」の基礎をおさらい

少年漫画の王道!胸アツな能力バトル

バトル漫画の魅力と言えば、個性的な能力の数々や大迫力の戦闘シーンだろう。例えば、魔神族でもあるメリオダスは基礎体力が作中トップクラスで剣技も凄絶。さらには、相手の攻撃を倍以上の威力で跳ね返す「全反撃(フルカウンター)」という魔力(魔法のようなもの)を用いる、応戦主体の戦いを基本戦法としている。

天翼人が住まう空中都市を舞台に強敵とのバトルが展開
天翼人が住まう空中都市を舞台に強敵とのバトルが展開[c]鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

そのほか、トリッキーな能力を持つゴウセルは魔力「浸食(インベイジョン)」で相手の記憶や認識力を自由に操作できる。相手の記憶を消したり書き変える精神攻撃を得意とする一方、好奇心から団員たちの関係をひっかき回したりも…。また、最後に登場したエスカノールも特殊な魔力「太陽(サンシャイン)」の持ち主。夜は細身で貧弱な姿をしているが、日が昇るにつれて戦闘力が上がり、外見も筋骨隆々の大男に。巨大な戦斧を片手で軽々と振り回し、圧倒的なパワーで敵をなぎ払っていく。

「アーサー王伝説」を想起させる世界観

本作は人間のほかに、前述の妖精や巨人、獣人など様々な異種族が存在し、魔法も登場する王道ファンタジー。舞台はブリタニアと呼ばれる広大な大地で、そこには<七つの大罪>が仕える大国・リオネス王国やアーサー王が治めるキャメロット王国など幾つもの国が栄えている。実はこの世界観は「アーサー王伝説」をベースに作られたもの。アーサー王や魔術師マーリンといったキャラクターも登場しているため、「アーサー王」関連の作品を知れば、また新たな楽しみ方が見つけられるかも。

劇場版の天空に浮かぶ王国など、ファンタジーな世界観も魅力
劇場版の天空に浮かぶ王国など、ファンタジーな世界観も魅力[c]鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

劇場版は、原作者・鈴木央の書き下ろしストーリーを基にした完全オリジナル。天翼人が住まう天空の世界・天空宮で、<七つの大罪>の前に魔神族のベルリオン率いる<黒の六騎士>が現れる。新たな強敵を前にメリオダスたちはどう立ち向かうのか…。この夏を一番熱くさせてくれるヒロイック・ファンタジーを、余すことなく楽しんでほしい!

<七つの大罪>の騎士たちの活躍がスクリーンで堪能できる!
<七つの大罪>の騎士たちの活躍がスクリーンで堪能できる![c]鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

文/リワークス

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