ジブリ出身監督の渾身作!劇場版『若おかみは小学生!』イメージボードを公開
『もののけ姫』(97)や『風立ちぬ』(13)など、数々のスタジオジブリ作品の作画監督を手掛けてきた高坂希太郎が『茄子 アンダルシアの夏』(03)以来、15年ぶりとなる劇場公開作の監督を務めた劇場版『若おかみは小学生!』(9月21日公開)。そんな本作から、ジブリ出身の高坂ならではの温かく優しい世界観がわかるイメージボードを入手した!
本作は、「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を超える人気シリーズ「若おかみは小学生!」を原作にしたテレビアニメシリーズの劇場版。交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館「春の屋」で暮らすことになった小学6年生のおっこが、ユーレイのウリ坊やライバル旅館の娘・真月に助けられながら、若おかみとして毎日奮闘する姿が描かれる。
今回到着したのは、どこか懐かしさが漂う、温かみあふれる世界観が凝縮されたイメージボード4点。天真爛漫なおっこの表情や、大勢の客の前で舞いを披露するおっこと仲間たちを描いたものなど、劇中シーンの基になったイラストが揃った。さらに、緑や古い家屋が広がる景色をバックに「春の屋」旅館に訪れるクールな少年・あかねとおっこが見つめ合う姿を捉えた、本編では登場しない幻のシーンのイメージボードも含まれている。
スタッフ陣には高坂をはじめ、美術監督の渡邊洋一(『水グモもんもん』)、背景担当の男鹿和雄(『となりのトトロ』)、原画担当の賀川愛(『借りぐらしのアリエッティ』)と久保まさひこ(『鉄コン筋クリート』)といった、ジブリ作品など多くの作品を制作してきた実力派スタッフが集結。彼らの高いクオリティで、このイメージボードが一体どんなアニメーションに仕上がっているのか。その出来栄えを楽しみに公開を待ちたい!
文/トライワークス
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