エマ・ストーンが強烈な“5変化”を披露!お気に入りのキャラクターは?

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エマ・ストーンが強烈な“5変化”を披露!お気に入りのキャラクターは?

ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミー賞を受賞し、先日行われた第75回ヴェネチア国際映画祭で審査員大賞を受賞した『The Favourite(原題)』(2019年2月公開)にも出演しているエマ・ストーンの最新作、Netflixオリジナルシリーズ「マニアック」が9月21日(金)より全世界同時オンラインストリーミングされる。このたび本作で複数のキャラクターを演じたエマが、その心情について語った。

本作の舞台は現代世界に似ているものの、何かが異なる時代。家族との破綻した関係に悩み、不満を抱きながらも特に目標もなく生きているアニーと、裕福な実業家夫婦の五男で統合失調症に苦しめられているオーウェンが、あらゆる心の不調を治す臨床試験プログラムに参加する。テストに臨んだ2人は、別の自分が存在する不思議な世界を体験することに。

脳内の不思議な世界で出会うアニーとオーウェン。臨床試験中のシーンでは別のキャラクターとしても登場するため、アニーを演じたエマと、オーウェンを演じる個性派スター、ジョナ・ヒルの2人は複数のキャラクターに挑戦。それぞれ時代や性格の異なる5人のキャラクターを演じ分けている。

「本当に楽しくて、ある意味で自分を解放する機会になった」と振り返るエマは「明日はテキサスの殺し屋、明後日はイギリス訛りのエルフ、そのあとはまたトラウマだらけのアニーに戻るんだって思ったら最高でしょ」と、かなり楽しみながら本作に臨んだことを明かす。

そんなエマが、5人のキャラクターの中で最も気に入っていると明かすのは、ロングアイランドに住む看護師のリンダ。ジョナが演じる無職のブルースと夫婦で、3人の子どもたちと質素に暮らすキャラクターだ。「リンダはアニーが望む人生なの。クセは強いけど、本当に楽しかった」と、ご満悦な様子で強烈なキャラクターであることをにおわせた。

本作の監督を務めるのは『ビースト・オブ・ノーネーション』(15)を手がけ、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)の脚本を担当したキャリー・ジョージ・フクナガ。また『ラ・ラ・ランド』でエマと共演したソノヤ・ミズノや、オスカー女優サリー・フィールドも出演。エマとジョナの変身ぶりはもちろんのこと、ユニークで想像を超えたストーリー展開にも注目してほしい。

文/久保田 和馬

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