有川浩の小説『阪急電車』映画化!中谷美紀と戸田恵梨香が最悪不幸なヒロインに!

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有川浩の小説『阪急電車』映画化!中谷美紀と戸田恵梨香が最悪不幸なヒロインに!

中谷美紀と戸田恵梨香が初共演する映画『阪急電車』(2011年初夏公開予定)の製作が発表された。本作は兵庫県宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ、片道15分の阪急今津線を舞台に、偶然乗り合わせた全く繋がりのない人々が繰り広げる、思わず電車に乗りたくなるような心温まるヒューマンドラマ。

初共演となるふたりだが、中谷は婚約中の彼を後輩社員に盗られたアラサ―OL、戸田はダメダメな彼氏に振り回される女子大生という、最悪不幸なヒロインを演じる。製作決定について中谷は「同じ車両に乗り合わせた見知らぬ人も、人生の紆余曲折に一喜一憂する人間であることに気付かせてくれるこの作品を、戸田恵里香さんと一緒に演じられることを楽しみにしています」とコメントし、また神戸出身の戸田は「“阪急電車”と聞いただけで親しみを感じました。台本を読んでいると、どことなく関西に戻っているような感覚になっていました。阪急電車は観る方、作品作りに携わるすべての方を作品の世界に自然と引き込んでいく力がある作品だと思います。子供の頃から中谷さんを夢見ていたので、共演させていただけることにとても興奮しています。中谷さんの足を引っ張らない様に、精一杯頑張りたいと思っています」と、意気込みを語った。

原作は“恋愛小説の女王”とも評される有川浩。第39回星雲賞日本長編部門を受賞した「図書館戦争」はアニメ化もされ、人気を博したが、実写映像化は本作が初となる。脚本は『いま、会いにゆきます』(04)の岡田惠和が担当する。

撮影は2010年12月にクランクイン、オール関西ロケを敢行。舞台となる阪急電鉄も撮影に全面的に協力を約束し、また地元宝塚ということから宝塚歌劇団の美女たちのカメオ出演も期待される。【MovieWalker】

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