『プリキュア』がシリーズ歴代最高のスタートを切り、アニメ映画が5週連続1位に!
10月25日に年に一度の映画の祭典、第31回東京国際映画祭が開幕し、ハロウィンを目前に街がにぎわったこの週末。10月27・28日の週末動員ランキングでは、毎年恒例となった人気シリーズの最新作『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が1位に輝いた。
『プリキュア』は歴代最高のスタートに!
同作は土日2日間で動員30万9700人、興収3億5357万円を記録。週末2日間の成績としては、今年3月に公開され、シリーズ歴代最高だった『映画プリキュアスーパースターズ!』の動員20万3600人、興収2億2715万円を大きく上回る結果をたたき出した。最新シリーズの「HUGっと!プリキュア」と初代の「ふたりはプリキュア」の、シリーズ15周年を記念したコラボということで公開前から話題となっていたが、歴代55人のプリキュアが活躍するというのはファンにはたまらなかった模様。「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」として、ギネス世界記録に正式認定されたというのも驚きだ。
ちなみに、9月29・30日の週末動員ランキングで1位となった『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』から5週連続でアニメ作品が1位となる珍しい結果となった。
人間顔負けのネコの名演に注目
2位には有川浩の人気小説を映画化した『旅猫リポート』が土日2日間で8万2000人、興収1億300万円を記録する好スタートでランクイン。主演の福士蒼汰とその相棒であるネコのナナは東京国際映画祭のレッドカーペットにも登場し、会場を訪れた観客からも黄色い声援が送られた。
その他の作品では、波瑠主演の『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が9位に、『search/サーチ』が10位にランクイン。今週末は11月1日(木)に『ビブリア古書堂の事件手帖』、11月2日(金)に『ヴェノム』など、話題作が続々と公開となるが、アニメ以外の作品が首位となるのかに注目したい。
文/トライワークス
1位 映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
2位 旅猫リポート
3位 宇宙の法 −黎明編−
4位 億男
5位 日日是好日
6位 プーと大人になった僕
7位 ルイスと不思議の時計
8位 クワイエット・プレイス
9位 オズランド 笑顔の魔法おしえます。
10位 search/サーチ
※興行通信社調べ