劇団EXILE&テニミュの新星俳優が超能力対決
魅力あふれる俳優たちが、次から次へと飛び出してきている日本映画界。そんななか、一気に新たな才能を排出してくれそうな映画が、10月9日(土)より公開される『乱暴者の世界』だ。
人心を意のままに操れる超能力者のカミオと、その力を跳ね除けることができる恵介。恵介の存在が気に入らないカミオは、その恋人のあゆみを略奪。さらに、彼女から恵介に関する全記憶を消去してしまうという、なんともエッジの効いた奇妙な物語となっている本作。
カミオ役には、あのEXILEの弟分でもある若手演劇チーム“劇団EXILE華組”の看板俳優・秋山真太郎。既に舞台を中心に活躍しているだけに、圧倒的存在感を放ちながら、謎多き超能力者を怪演している。そして、カミオと対峙する恵介には、ミュージカル“テニスの王子様”などで着実に人気と実力を上げている林野健志。身長193cmという体躯を活かしたアクションもさることながら、愛する者から自分の記憶を消された悲しみを、繊細な演技で見事に体現している。そして、そんな個性派俳優ふたりの間で翻弄されるヒロインを演じるのが黒澤ゆりかだ。i-Phoneアプリでアクセス1位を誇るアイドルとして注目され、舞台劇「黒革の手帳」や木下優樹菜主演のショートフィルム『ゆっきーな』などで女優としても頭角を現し始めている、今後の活躍が楽しみな新星だ。
2010年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でのプレミア上映では、その刺激的な内容はもちろん、彼らの熱演にも賞賛が集まったという。これからの日本映画界を背負って立つ逸材の実力を本作で確かめてもらいたい。【トライワークス】
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