『風の谷のナウシカ』がスクリーンに帰ってくる! 人気投票による豪華ラインナップの「調布シネマフェス」
角川大映スタジオ、日活調布撮影所など映画・映像企業が集積する映画のまち調布市にて、映画の作り手にスポットを当てた映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2019」が、2月16日(土)から3月10日(日)までの約1か月にわたり開催。本日よりチケット販売が開始となった本映画祭の、上映作品&トークイベントをまとめてご紹介。
晴れて第1回の開催を迎える本映画祭では、調布市民とイオンシネマ シアタス調布来場者を対象に募集した人気投票により、上映作品を選出。投票総数は1万票を超え、今回のラインナップは『モリのいる場所』(18)、『北の桜守』(18)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17)、『カメラを止めるな!』(17)、『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』(18)、『探偵はBARにいる3』(17)、『羊と鋼の森』(18)、『空飛ぶタイヤ』(18)、『ちはやふる -結び-』(18)、『終わった人』(18)という、昨今の日本映画を代表する10作品が揃った。
また投票で選ばれた作品の、技術(撮影、照明、録音、美術、編集)を顕彰するべく、各部門を厳正に審査の上、映画賞「映画のまち調布賞」の受賞者を決定。発表は2月上旬を予定しており、授賞式は3月2日(土)のオープニング上映会と共に、シアタス調布で開催となる。
さらに、特別企画として、スタジオジブリの不朽の名作『風の谷のナウシカ』(84)の久々となるスクリーン上映が決定。大映東京撮影所で活躍した女優・大楠(安田)道代と、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫によるトークイベントも開催される。
そのほか、映画監督や技術スタッフによるトークショー、撮影で使用された衣装やミニチュアの展示、貴重な資料の展示、映画づくりを体験できるワークショップ等を通して映画・映像がつくられる現場や裏側を紹介予定。
各上映作品のチケット発売は本日30日より発売中。チケットやスケジュールの詳細は、公式サイトなどをご確認いただきたい。日本映画黄金期より、撮影所や映画企業の街として名を馳せた調布市。「調布シネマフェス」をきっかけに街の魅力に触れてほしい。
文/編集部
開催期間:2019年2月16日(土)~3月10日(日)
公式サイト:https://chofucinemafestival.com/
【映画賞「映画のまち調布賞」】市民投票結果 総計11,168票
1位『万引き家族』 2位『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』 3位『空飛ぶタイヤ』 4位 『名探偵コナン ゼロの執行人』 5位『カメラを止めるな!』 6位『DESTINY 鎌倉ものがたり』 7位 『映画ドラえもん のび太の宝島』 8位『アウトレイジ 最終章』 9位『未来のミライ』 10位『ちはやふる -結び-』 11位『モリのいる場所』12位 『羊と鋼の森』 13位『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』 14位『探偵はBARにいる3』 15位『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』 16位『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』 17位『北の桜守』 18位『祈りの幕が下りる時』 19位『ラプラスの魔女』 20位『終わった人』
●撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、作品賞、功労賞の計7部門
※作品賞は、市民投票最上位の『万引き家族』