篠原涼子、『今日も嫌がらせ弁当』の原作者が手掛けた巨大キャラ弁に大喜び
人気ブログを書籍化したエッセイの映画化作品『今日も嫌がらせ弁当』の初日舞台挨拶が、6月28日にTOHOシネマズ日比谷で開催。篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、主題歌「楽しもう」を手掛けたフレンズ、塚本連平監督が登壇。さらに原作者のkaori(ttkk)がサプライズ登場し、公開を記念して作った特製弁当を篠原にプレゼントした。
本作は、母と娘の不器用な親子愛を綴る感動作。八丈島で暮らすシングルマザー・持丸かおり(篠原涼子)が、反抗期の娘(芳根京子)に、毎日ユニークなキャラ弁を作っていく。
篠原は「本当に嘘じゃなく、昨日は眠れませんでした。参加できて胸がいっぱいです」と感無量の様子。「3年間、毎日欠かさず、忙しいのにお弁当を作るのは大変なこと。睡眠も取らず、仕事をやりながら、という忍耐力は、同じ母として驚きます」と原作者を心からリスペクトした。
反抗期の娘役を演じた芳根は「私は反抗期らしい反抗期はなかったんですが、そこは監督にご相談させてもらいながら演じました。また、兄が反抗期があったので、母に取材しました」と撮影裏話を披露。また、篠原との共演を心から喜び「先日、念願のお食事に行かせていただいて、夢のような時間を過ごさせていただきました」と感謝した。
佐藤は「(篠原さんたち演じる)ご家族の空気がすごくすばらしくて。もっとこの家族のやりとりを見ていたいなと思いました」と、篠原、芳根、松井たちの演技を称えた。
続いて、原作者のkaori(ttkk)が登場し、自ら作ったという初日を祝う巨大なキャラ弁がステージで披露された。篠原は「めっちゃありがとうございます。思い出すね」と感激しながら「唐揚げ食べたい」とつぶやくと会場は爆笑。篠原は「かおりさんの唐揚げ、本当においしくて。八丈島のロケで食べさせていただいたのですが、カラオケ…じゃない(笑)、唐揚げが最高です」と続けると、さらに会場からドカンと笑いが起きた。
最後に、自ら映画の企画を持ち込んだところからスタートし、脚本も手掛けた塚原監督が「本当にうれしいです。みなさんに『愛してるよ』と叫びたいくらいです」と興奮しながら言うと、篠原も感謝の言葉を述べたあと「最後に、愛してるよ!」と元気に締めくくった。
取材・文/山崎 伸子