『アラジン』がV5達成!全米初登場1位の『スパイダーマン』も世界的大ヒット!
2019年下半期、最初の週末となった7月6・7日の映画動員ランキング。全国的にすっきりとしない天気をぶち破るがごとく、『アラジン』が盤石の首位キープでV5を達成した。
V5達成の『アラジン』は興収100億円超えも射程圏内!
土日2日間で動員46万8000人、興収6億9900万円をあげた『アラジン』は、累計でも動員600万人、86億円に届く勢い。このペースは最終興収で124億円を記録した『美女と野獣』(17)や109億円の『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(07)、255億円の『アナと雪の女王』(13)にも迫る勢いで、最終的に100億円を超えるのも間違いないと言えそうだ。
SNSでもその人気ぶりは高く、劇中でウィル・スミス演じるジーニーが「アリ王子のお通り」を歌い踊る吹替版のクリップ映像が232万回以上の再生数を記録。さらに、本作のために書き下ろされた新曲「スピーチレス~心の声」のミュージックビデオが数多く再生されていることはもちろん、歌詞の考察が行われるなど、楽曲が持つ意味の深さに感動する声も多い。
『スパイダーマン』が記録的ヒット&根強い人気の『うたプリ』
先週2位の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は動員26万2000人、興収3億9400万円で順位をキープし、累計でも動員125万人、興収18億円を超えている。また、7月2日には全米でも公開がスタートし、公開からわずか6日間で約200億円を超えての初登場1位。世界興収も7日時点で、すでに約626億円を記録している。
同じく、既存作品で強さを見せているのが『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』。公開から4週経つにもかかわらず、前週と同じく6位につけている。劇場アニメではおなじみとなった週ごとに替わる入場者プレゼントという強みもあるが、劇中に登場する3組のアイドルたちの、めくるめく舞台演出と大胆不敵なカメラワークが合わさった革命的な映像表現で、かつてないライブの臨場感を味わえることも話題となっているようだ。
新作3本がランクイン&『トイ・ストーリー』に『ポケモン』今週末の注目作は?
新作では蜷川実花監督×藤原竜也主演の『Diner ダイナー』が動員13万2000人、興収1億9100万円をあげ3位に。人気アイドルグループ「乃木坂46」のドキュメンタリー映画第2弾『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』が7位、京都アニメーションによる人気アニメの劇場版最新作『劇場版 Free!-Road to the World-夢』が9位となっている。
今週末の公開作品には、完璧なラストで幕を閉じた『トイ・ストーリー3』(10)から9年となる、待望の続編『トイ・ストーリー4』が待機。また、話題作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』もスタートするなど、日米の人気アニメが『アラジン』の牙城を崩せるのかにも注目だ!
文/トライワークス
1位 アラジン
2位 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
3位 Diner ダイナー
4位 ザ・ファブル
5位 それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫
6位 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム
7位 いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46
8位 新聞記者
9位 劇場版 Free!-Road to the World-夢
10位 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
※興行通信社調べ